資産運用は、『アセットアロケーションですべてが決まる。』って話、本当なの?

アセットアロケーション、つまり資産配分。

この資産配分は、資産運用のパフォーマンスの8割を決定づけるとても重要なポイントだといわれています。

アセットアロケーションが資産運用の8割を握る?

一部の研究結果では、「アセットアロケーションが、資産運用のパフォーマンスの8割を決める」と言われています。

ただ、あくまで研究結果ですから、重要なのは実践する中でどうなのか?

個人的な見解としては、8割かどうかはわからないけれど、やはりアセットアロケーションは、資産運用のパフォーマンスを決定づける重要なポイントになっているような気がしています。

正確には、銘柄選択や投資のタイミングよりも、アセットアロケーションを意識した方のが、投資はうまくいきやすいという感覚です。

ところで、そのアセットアロケーション、言い換えれば資産配分は、どうするのが良いのか?

一定比率で決めるのがいいのか?

それとも、経済環境に合わせて変動させるのがいいのか?

はたまた、ターゲットイヤーという年齢に応じて、資産配分を少しずつ変化させていくのがいいのか?

さまざまなアプローチ法が考えられています。

実際には、経済環境に合わせて資産配分を変動させる作戦が、投資の上手い人達の間で、よく採用されているように感じています。

底値に近づいたら、「いまだ!」と、大きくリスクを取り(株式などのリスク資産の割合を増やす)、高値が近いと感じ始めたら、少しずつゲームからおりる。

そんなイメージで、資産配分を変動させる。

ただこの作戦、イメージするだけなら簡単なのですが、やってみようとすると、これが難しい。

つまりは、資産配分を機動的に変更するアセットアロケーション戦略をうまく使いこなせるのは、やはり運用が上手い人でないとなかなかできない。

投資の神様バフェットも、キャッシュポジション(現金での保有)を柔軟に変更していることで有名です。

相場が高くなっている時には、キャッシュポジションを大きくとり、相場が大きく荒れて、株式相場が崩れた時に、そのキャッシュ(現金)を利用して、大型の買収を行う。

そういえば、バフェットの相棒のマンガーも、キャッシュを持つことの大切さを語っていました。

結局、アセットアロケーションは、どうすればいいの?

アセットアロケーションのやり方にも様々な方法がある。

中でも、経済や市場の環境に合わせて、アセットアロケーションを変更する方法は、有効そうだという事はわかったけど、実際にやるのは簡単じゃないこともわかった。

結局、投資になれていない人は、アセットアロケーションを、どうすればいいのだろうか?

ここで言える話としては、株式50%と債券50%のシンプルな資産配分に固定して運用する方法です。

株式が収益狙いのリスク資産として、債券は安定性重視の安全資産として、当然、債券運用に外国債券のような為替リスクがあるリスク資産の利用は想定していません。

これが唯一絶対の正解だと考えているわけではありませんが、とりあえず誰にでも使える資産配分なのではないでしょうか?

というのも、この配分で運用することは、古くから使われている方法でもあり、ある程度実績もできているからです。

それに、シンプルであるがゆえ、管理も楽。

誰にでも取り入れられる作戦です。

アセットアロケーションで運用する時の肝として、リバランスという方法があります。

これは、配分バランスが崩れた時に、もう一度最初の割合にリセットするという行動です。

実は、配分比率50:50で運用していると、時間の経過とともに、株価が変動し(債券は安全性重視のため、ほとんど価格が変動しないと想定)、次第に50:50ではなくなってきます。

なので、割合が増えたほうを売却し、割合が減ったほうを買うことで、もう一度50:50にリバランスするわけです。

この行動、言葉を変えると、「株価が上昇したら売却し、安全資産の債券を買い増す」という表現になってきます。

つまり、リバランスしているうちに、「株価が安くなったら買って、高くなったら売っている」をしていることになります。

投資の原則「安く買って、高く売る」という誰にでもわかる当たり前の行動を、自然と行っていることになります。

資産配分を変更するアセットアロケーションになれるまでは、この流れでうんようしていればいいのではないかと思うのです。

理想は、資産配分の機動的な変更ではありますが、基本的にリスク資産と安全資産の資産配分を一定化し。

リバランスで「安く買って、高く売る」を自然と行っていれば、案外いい感じで運用できるのではないかと考えています。

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