長期投資とよく聞くけれど、どのぐらいのスパンで考えればいいの?

「長期投資をしましょう!」

行政も金融機関も、○○アドバイザーもみんな言います。

でも、長期投資ってどのくらいの期間をいうの?

長期投資の勘違い?

「インデックスファンドに何十年も積立投資をしましょう!」

これって正しいの?

長期投資とは、何十年も積立をすることや、何十年も保有をすることだと思っている人が多いようです。

○○プランナーや○○アドバイザイーといった、投資を勧めるほとんどの人が、そう言っているのでなおさらです。

でも、本当にそうなのでしょうか?

投資家という立場から考えると、実は、長期投資は、何十年も積立することでも、何十年も保有することでもないものです。

長期投資とは、長期的な視点で、長期的な戦略でもって投資をすることというのが本音です。

つまり、別に積立することでも、保有することでもないってわけです。

長期的な視野で投資をする。

投資で重要なポイントの一つ、アセットアロケーション。

アセットアロケーションとは、資産配分をどうするかということです。

具体的には、リスク資産と安全資産のバランスです。

年齢に応じて配分割合を変えるとかいろいろ言われているけれど、結果的に最もリターンが大きくなるのは、株式資産(リスク資産)に100%投資して運用した場合です。

極端な例では、投資を始める最初に、レバレッジ(借り入れ)をかけて株式投資を行い、その後は、そのレバレッジ(借り入れ)を返済することをしていくのが、一番リターンが大きくなるなんて話もあります。

要は、リターンだけを目指すなら、リスク資産に100%の資産配分がもっとも効果的なわけです。

しかし、忘れてはいけない「テールリスク」。

めったに起こらないと言われるリスクをテールリスクといいますが、これを回避することを考えないと、たとえ途中まで運用が上手くいっていても、突然すべてを失うことにもなりかねません。

だから、安全資産とリスク資産の配分割合を考える必要があるわけです。

そして、結論から言えば、できる限りリスク資産に割り振る方のが良い。

そのバランスを考えるにあたって、テールリスクを意識した長期的な戦略と、適切な資産配分の変更が意味を持ってくるわけです。

つまり、リスク資産に全力で触れるときと、そうではない時を、使い分けることがアセットアロケーションのコツになるわけです。

長期投資の期間とは?

「長期投資ってどのくらいの期間を見積もればいいの?」

と聞かれたら、答えは、「永久!」というのが、正解でしょう。

仮に自分の代で大きな財産を築けたとしても、その後も子の代、孫の代も、その財産を有効に活用していってもらう必要があると思います。

つまりは、永久です。

永久に財産が有効に使われ、受け継がれていくための計画や戦略を考えるという事です。

しかし、それはあまりにも現実的ではない話です。

実際には、私たちはいつか死ぬ運命であり、それまでの期間が一番大切になっているはずです。

ということで、もっと現実的な長期投資の期間を考えないといけません。

そこで、あえて期間を設定するならば、「20年」という答えが出てきます。

というのは、20年という期間で過去の実績をみると、株式投資のリスクがほとんどなくなっているというデータがあるようです。

アセットアロケーションの中心を株式投資と考えた場合、その株式のリスクがほとんどなくなるのに、20年かかるというのは、良い目安の期間になるのではないでしょうか?

投資を長期的に考える期間、つまり長期投資の視点としては、「永久」が正解ですが、あえて数字で上げるなら、20年という期間を考えてみると良さそうです。

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