株式投資を学ぶなら、これぞおすすめ!『株式投資の未来』

地味な銘柄に価値がある。

株式投資で資産形成を目指すなら、この本が役に立つはず。

バフェットが「すべての投資家が学ぶべき新しい事実」と評価した本。

株式投資のリターンは、配当金によるところが大きい!

株式投資というと、株価が値上がりすることで利益を得るというイメージが強いです。

しかし、実際のところは、値上がりによるリターンよりも、配当金がもたらすリターンの方が影響は大きい。

そして、その配当金を再投資することで、株式投資の資産形成効果は、本来の力を発揮する。

ということが、この本を読むとよくわかります。

配当金の増減は、株価の値動きほど大きく変わることがない。

つまり、株価が大きく下がる弱気の時代が来ても、受け取る配当金の金額は、そんなに大きく減ることがない。

だから、株価が大きく下落した時に、その配当金を再投資することによって、所有する株数を増やすことができる。

所有する株数を増やすことで、受け取る配当金がまた増える。

そうやって運用していくと、S&P500などのインデックスを遥かに上回るリターンを手にすることができる。

つまり、株式投資は『配当金に注目しろ』ということです。

配当金に注目する投資戦略といえば、『ダウの犬』が有名ですが、こちらの投資戦略のパフォーマンスも、NYダウなどのインデックスを超えてくることは、よく知られています。

ウォートンの魔術師、ジェレミー・シーゲル

この本の著者は、ジェレミー・シーゲルです。

ジェレミー・シーゲルは、ITバブルの崩壊を予見するなど優れた見識をもっていたことなどもあり、「ウォートンの魔術師」と呼ばれてたりしています。

投資の世界では、有名人です。

ジェレミー・シーゲルが書いた本としては、『株式投資』も有名です。

今回の『株式投資の未来』は、この『株式投資』の後に書かれた本になります。

この『株式投資』では、株式投資は、長期投資をすることで、リスクが高いと思われているリスクは、むしろ他の資産よりも小さくなっているといっています。また、株式こそが資産形成に大きな力となってくれる資産であることを説いています。

こちらの本も株式投資を勉強する本として、とても有名なので、一緒に読むとより良いのかもしれません。

地味なものに価値がある

「成長の罠」

株式投資というと、成長著しい、華やかな銘柄に注目が集まるものです。

投資をしていて最新技術や、最先端のビジネス、そういったものに関心が行かない方が無理というものです。

しかし、過去のデータから調べてみると、そのような成長著しい、華やかな銘柄よりも、地味な銘柄の方が資産形成には役に立ってくれていたと説明しています。

まさに「成長の罠」です。

昔から続く、地味な事業を、コツコツと堅実に行っている。

そんな銘柄の中にこそ、私達の資産を育ててくれる、本当に投資をしてよかったと思えるような銘柄が見つかる。

株式投資の投資家のリターンの本質とは、成長にあるのではなく、

『株式の長期的なリターンは増益率そのものではなく、実際の増益率と投資家の期待との格差で決まる』

まさに格言ですね。

シーゲルの一貫性

本書の中で登場した面白い話、「シーゲルの一貫性」。

データからわかったこととして、歴史では、いろんないい時代や不幸な時代を繰り返しながらも、株式投資のリターンは、一貫して実質6.5〜7%のレンジで推移してきたことがわかったという話です。

これは、面白い話だと思いました。

良いときはリターンも良くなり、悪いときはリターンも小さくなる。

長期投資であっても、そういうものなのではないかという感覚は、意外にも間違っていた。

長期投資をすれば、株式投資は、一貫して6.5〜7%のリターンが得られる。正しくは得られてきたというのですから面白いです。

これがこれからも通用するのであれば、株式投資のリスクプレミアムが、6.5〜7%ぐらいだということがはっきりしています。

つまりは、インフレ率によって得られる株式投資のリターンはおおよそ検討がつくことになってしまいます。

ただあくまで米国での話なので、日本でも通用するかはわかりませんが。


「成長性の罠」という気づきによって、株式投資のリターンが、企業の成長力よりも、『成長力への期待感との差』によるものの方が影響が大きいということが、さまざまな検証からわかったという点はとても良い気づきでした。

つまりは、『バリュー投資』という投資スタンスは、決して間違いではないということがはっきりとわかったということです。

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