今の株価は割高?『バフェット指数』で株価が高値かどうかがわかる?

バリュー投資をメインとしている人ならば、聞いたことがあるかもしれない『バフェット指数』という言葉。

バフェット指数は、株価の割高感や割安感を占う指数とも言われています。

バフェット指数で株式市場を見れば、高値かどうかの判断ができる?

バフェット指数で株式市場の今後を占う?

バフェット指数は、有名な投資家のウォーレン・バフェットが、株式市場の趨勢を図る指標として使っていると言われている指数です。

バフェット指数が、どんな指数なのかというと、株式市場の時価総額と、経済の規模を示すGDPという指標を比較している指数です。

GDPとは、ざっくりと言えば、ある国のすべての企業や個人の収益(付加価値)を合計したものという感じのものです。

つまり、企業や個人の収益が増えれば、GDPも増えるということになるわけで、GDPの数値で経済の規模がどれだけ拡大しているのかをみることができる指標というわけです。

つまりは、GDPが増加しているということは、企業の利益が増えているというわけですから、GDPの成長と株価の成長には関係性があるだろうと考えているわけです。


バフェットは、株式市場の時価総額は、GDPと同じように推移するのが正しいと考えているらしく、「もし実質GDPが年率3%で成長していて、アメリカ産業の資本価値が年率10%で増加しているならば、最終的には、理に反したことになる」といったことを1997年に言っていたそうです。


ある国の株式市場というのは、その国の経済成長を表すことになるはずということに、反対する人はほとんどいないことと思います。(多少の誤差が生じることも株式市場の常ですが)

しかし、実際には、株式市場に上場してる企業というのは、数多くある企業の中でも成功者となった企業の集まりとも言うことができますから、言ってみれば負け組を排除した勝ち組指数でもあります。


つまりは、企業の中には勝ち組だけでなく、残念ながら倒産したり、業績が伸びない負け組もあったりするわけで、実質GDPとは、そういった企業の経済活動の総計ですから、単純に『時価総額=実質GDP』と捉えるようなものでもないのかもしれません。

それでも、バフェット指数は、株式市場の方向性を見る指標として、わからなくもないってことなのではないでしょうか?


バフェット指数が高水準になったら、高値警戒?

バフェット指数をつかってよく出てくる話が、バフェット指数が高い水準に来たら、株式市場は高値警戒という話です。

でもこの話は、前々から結構よく聞くことがある話です。

はっきりいって、バフェット指数が、高水準になったからと言って、もうすぐ弱気相場に入るなんてことがわかるものではありません。

なにしろ、バフェット自身が、相場を予測し、タイミングよく投資をするという、投資の考え方を否定しています。

ただ、「割安ではないのかな?」といったことが分かる程度なのではないでしょうか?

バフェット指数は、一つの参考指数であって、バフェット指数が高水準であるかどうかは、二の次で、とにかく目の前のできることをやるというスタンスが正しいのかもしれません。

つまり、自分をバフェットに置き換えるならば、本来の価値よりも割安な水準で取引されている優良企業に目をつけて、ほどよいタイミングで投資をする。

ということなのかもしれません。

ただ、バフェット指数が高水準のときというのは、そういう割安な優良銘柄が見つけにくいのでしょうね。

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