知ってトクする?税金の話『ズバリ回答! どんな領収書でも経費で落とす方法(大村大次郎)』

資産形成が出来てきたら、知っておいて損することがない税金の話。

株式投資だって、最終的には法人化することで、さまざまな税金のメリットがあったりするものです。

そんな節税の話でも、やはり基本となるのは、「経費を落とす」ことですよね。

どんな領収書でも経費で落とす?

「どんな」領収書でも平気で落とすといっても、やはり脱税となるような落とし方はなく。

あくまでも合法の範囲のはなしです。

まぁ、当然といえば当然ですが、「どんな」なんて言葉の使い方をするものだから、もっと、裏技的なものが出てくるのかと期待してしまいましたが、残念ながら、それほどでもなかったのかな。

この本の中で、常に出てくる言葉として、「業務で使用する」という言葉があります。

これも言われてみれば、当然の話なのですが、この「業務で使用」していれば、経費で落とせますよ。

というわけです。

経費と損金。

経費、経費と言いますが、実はこの言葉、若干意味が違っています。

みんなにわかりやすく、「経費」という言葉を使っている人は多いのですが、税務上は、「損金」という言葉を使うのが正解です。

「経費」は、会社内で使う言葉で、税法上は、「経費」ではなく、「損金」といいます。

なにが違うのかというと、社内で「経費」として精算できるものであっても、税法上は、「損金」とできなかったり。

逆に、会社では「経費」扱いにならなくても、税法上は、「損金」として取り扱えたりすることがあったりします。

たとえば、生命保険料を、会社で経費扱いにして『支払保険料』という科目で落としていても、税法上は、「損金」にならず資産に計上されたりすることがあります。

この本では、タイトルには「経費」となっていますが、実際には「損金」の話をしてます。

つまりは、一般の人がわかりやすい表現で説明してくれているという事です。

初心者向けの本ともいえるのかもしれません。

実は、損金になるものを損金にしていない?

税金の話になった時、実は損金になるものを損金扱いにしていないということが案外多いのかもしれません。

「税務署ににらまれる」といった言葉遣いをしている人を見かけますが。

このように、「税務署」の持つ徴税権の圧力が怖いために、守りに入ってしまう。

その結果、本来損金にできるものまで、損金にしていないことも少なくないのかもしれません。

基本的には、本書でも言っている通り、「業務で使用する」ものであれば、損金になるのが原則です。

それでも、いつの間にか、損金になる前提で「領収書」を見ているのではなく、「領収書」を見て、これは「損金」になるかならないかと考えている。

国家権力とは恐ろしいものですね。

だから、原点にもどり「業務で使用する」という視点から領収書を見直す。

本書は、そんな視点を気づかせてくれているのかもしれません。

本来、国や税務署といえど、個人の権利を侵害できるものではないはずです。

国や役人から個人の権利を守るのが、法律の役目です。

民主主義の社会になり、役人が強い時代は、すでに昔話になっているはずです。

それなのに、いまだに役人に気を使っているんだなと、そんなことを思い出させてくれる本でした。

「業務で使用している」をもっと主張しよう! と思わせてくれました。

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