噂のロボアドバイザーを使ってみた。FPが選んだのは、マネックス証券のマネックスアドバイザー?

ロボアドバイザーと言えば、ウェルスナビが有名です。

でも、あえてウェルスナビではなく、マネックス証券がやっているロボアドバイザーサービスのマネックスアドバイザーを使ってロボアドバイザーによる投資を始めてみました。

ではなぜ、ウェルスナビではなくマネックスアドバイザーを選んだのでしょうか?

もともとは、ロボアドバイザー不要論者?

実は、もともとロボアドバイザーというサービスは資産運用に必要ないと考えていました。

理由は、2つ。

1つは、様々な資産に分散投資をする必要があるかどうかが、疑わしいこと。

インデックスファンドを最初に始めたとも言われているジョン・ボーグルも自身の著書で、資産配分は株式と債券で十分だと書いていました。

だいたい、できるだけ大きな運用成績を上げたいと考えるならば、資産配分なんて必要なく、株式オンリーで、長期投資をすればいいというのは、わかりきったことです。

ただ、蓄財期間から引き出しをする時期が近くなるにつれて、株式市場が十数年に一度ぐらいのスパンで起こる暴落するリスクから逃れるために、徐々に暴落リスクが少ない債券投資にシフトしていくのがいいと考えられているわけです。

現代ポートフォリオ理論やなんやら言われていますが、そういったものでリスクを小さくしようとする行為は、実際は、蓄財期間中はあまり関係がない。

実践できるのであればという条件もありますが、合理的に考えれば、株式投資だけで十分なのです。

2つ目は、コストが高いということ。

運用パフォーマンスを引き下げるポートフォリオ運用をするのに、運用資産額の1%以上のコストをかけるのは、いかがなものかという点です。

ロボアドバイザーという名前を聞くと、とてもすごい技術で運用していると考えてしまいがちですが、実は、そんなにすごいものでもなく。

同じような戦略、仕組みで運用できる投資信託は、たくさんあります。

そして、そっちの投資信託の方が、運用コストが安い。

ましてや、パフォーマンスを下げる運用戦略(リスクも下げられるけど)に、さらに年率1%以上ものコストをかけることによって、さらに運用パフォーマンスを下げてしまうのは、あまり意味がないのではないでしょうか?

ジョン・ボーグルが現代ポートフォリオ運用での運用をすすめていない理由も、現時点では運用コストが高いことを問題視してるためです。

できるだけコストをかけないで運用することは、資産運用の基本中の基本です!

インデックスファンドが多くの人に支持されているのは、運用コストが安いからです。

それなのに、いくらインデックスファンドで運用しているとは言え、現代ポートフォリオ理論をつかって運用するために、運用コストを引き上げてしまったのでは本末転倒ではないでしょうか?

それでも、全自動というのは魅力的?

しかし、普段から投資資産の管理なんてしていられない。

できるだけシンプルに行いたい。

と考えると、ロボアドバイザーのもつ全自動化というのは、魅力的なのは事実でしょう。

そこで、数あるロボアドバイザーサービスの中でも、最も運用コストが安い部類のサービス。

マネックス証券のマネックスアドバイザーを検証してみました。

他者のロボアドバイザーサービスが、運用資産額の年1%程度を手数料として求めているのに対して、こちらは、年0.33%とかなり低く抑えられています。

さらに、他社のロボアドバイザーサービスが米国ETFに投資をするタイプが多い中、国内のETFに投資をするタイプになっていて、買付時やリバランス時の買付手数料が無料であるばかりか、両替による為替コストなどの発生もありません。

さらに、国内株式(ETF)への投資であるために、貸株サービスというサービスも受けられます。

貸株サービスとは、保有している株式(ETF)を証券会社に貸し出すことで、金利を受け取れるというものです。

この貸株サービスの金利が、年約0.1%となっているため。

マネックスアドバイザーの手数料0.33%は、貸株サービスで受け取る分を加味すると、実質0.23%ということになります。

さらに、あまりお勧めはしませんが、マネックスアドバイザーを使って保有しているETFは、信用取引でも利用することができるようです。

ロボアドバイザーの中では、圧倒的に低コストで運用できるサービスなのではないでしょうか?

問題の使い勝手ですが、運用方法が他社よりも柔軟なところがあり、投資初心者向きといった感じではないのかもしれませんが、投資初心者には使えないというほどのものではなく。

ちょっと教われば、投資初心者でも十分に使いこなせると感じました。

運用戦略としては、いわゆるつけだれ戦略。

毎月積立投資で、評価額が下がり配分が減った資産を買い足していく戦略になります。

以下の書籍でもでてきた投資戦略です。

安くなったものを買うという発想。

そして、税金の面。

両方から考えても、理屈の通った戦略だと思います。

結論から言えば、ロボアドバイザーサービスを利用しようと思うなら、マネックス証券のマネックスアドバイザーの利用から考えてみるのは、お勧めだと思いました。

運用方法が柔軟であるために、投資の初心者からベテランまで、幅広く利用できるサービスにも感じられます。

ただ、投資に全く触れたことがない人が始めるには、多少壁もあるようなので、初めのうちは、投資に詳しい人や、投資アドバイザーなどのアドバイスを受けつつ、使ってみるのもいいかもしれません。

基本的に、今のところ(運用コストが大きく下がることがなければ)ロボアドバイザーを利用する必要はないと思ってはいますが、あえて使ってみたいときや、使わざるをえないときなどは、マネックスアドバイザーを検討する価値は、あると思います。

FPたなか/㈱あせっとびるだーず


『お金のいろはファイナンシャル・プランニング』という独立系FP事務所で資産運用プラン策定の相談を行っています。

https://fpoffice.okane-iroha.com/

㈱あせっとびるだーず 
 代表取締役 田仲幹生 です。
【保有資格】
 CFP
 1級FP技能士
 宅建士

生命保険会社に勤め、その後税理士事務所に勤務すると同時期に、投資信託や株式投資を始めたが、2年後リーマンショックという株価大暴落に巻き込まれ、総資産の半分近くを失いました。
しかし、その後もめげずに投資と勉強を続け

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