投資家などから学ぶ、よりよい人生って?『Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法(ロルフ・ドベリ, 安原 実津)』

投資や資産運用の本ではありません。

人生をよりよく生きるための考え方を教えている本です。

しかし、バフェットやマンガーの言葉や考え方が何度の登場してきます。

「投資家であることと、よりよい人生にはどんな関係があるのだろうか?」と思い手に取りました。

結論から言えば、とても良い本だった!

「よりよい人生って何だろう?」誰もが一度は考えたことがあることだと思います。

そして、この本のように、よりよい人生を送るための考え方や発想法などを教えている本も沢山出ています。

そんな中でも、この本は秀逸ではないかと思いました。

最初は、著名投資家のバフェットやマンガーの言葉が頻繁に登場してくるようなので、なんとなく手に取りました。

つまり、よりよい人生を生きることを学ぶというよりも、著名投資家の考え方をまた違った視点から学べるのかなというのが、この本を読む動機でした。

しかし、バフェットやマンガーを抜きにしても十分に楽しめた本だったと今では思います。

そして、よりよい人生の考え方と投資家の考え方の間には、とても近いものがあるということも感じました。

私たちの生きている世界、人生は、不確実な世界です。

案外私たちは、計画通りに人生を送っているつもりなのかもしれません、また、自分たちの力でこの世を生きていると思っているのかもしれません、はたまた、運命というものに導かれて生きていると考えているのかもしれません。

ですが、こういった発想は、おそらく幻想なのでしょう。

私たちの生きている世界や人生は、結局のところ「偶然」というものに左右されているという事を、もっとわからなければいけない。

バフェットの「卵巣の宝くじ」という言葉が、この本で度々登場してきますが、私たちは、生まれてきた時点で、非常に多くの偶然からきています。

私たちは、もっと「偶然」というものを理解し、人生の考え方に取り入れなければ、よりよく生きるという事は出来ないのかもしれません。

その点で、投資家と言われる人種は、「偶然」というものを常に意識し、その「偶然」というものをいかにうまく乗りこなすかを常に考えて投資をしています。

つまり、投資家という人種は、「偶然」との付き合い方がとても上手いわけです。

私たちは、「偶然」と上手く付き合うことで、よりよく生きるコツを学ばなければいけないのかもしれません。

この本の良かった点は、根拠のない根性論や感性だけで書かれた本ではなく、心理学などの学術的な視点からも、よりよく生きるヒントを示してくれていることです。

これが、この本の内容を、より明快に説得力のある話しにしてくれています。

結果的に、とてもいい本になっていると思いました。

FPたなか/㈱あせっとびるだーず


『お金のいろはファイナンシャル・プランニング』という独立系FP事務所で資産運用プラン策定の相談を行っています。

https://fpoffice.okane-iroha.com/

㈱あせっとびるだーず 
 代表取締役 田仲幹生 です。
【保有資格】
 CFP
 1級FP技能士
 宅建士

生命保険会社に勤め、その後税理士事務所に勤務すると同時期に、投資信託や株式投資を始めたが、2年後リーマンショックという株価大暴落に巻き込まれ、総資産の半分近くを失いました。
しかし、その後もめげずに投資と勉強を続け

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