貯金、預金、投資。蓄財する時ってどういう基準で考えるの?

貯金という言葉はよく聞きしますが、貯金や預金、投資等はひとまとめにすると、『蓄財』という言葉に置き換えられるのかなと思います。

財産をどのような形で貯えるか?それが問題です。

どのようなことを考えながら、蓄財の方法や蓄財先を考えたらいいのでしょうか?

ファイナンシャル・プランナーの目的って、要は蓄財です。

ファイナンシャル・プランナー、通称FPは、ライフプランを考えて、キャッシュフロー表などを作成し、ファイナンシャルプランニングを行うとされています。

しかし、そのファイナンシャル・プランニングも単純化してしまえば、要は『蓄財法』に行きつきます。

ファイナンシャル・プランニングは、『蓄財』ができれば、ある程度のことは問題ではなくなるからです。

では、その蓄財法として有効は方法な何なのか?

そこを考えるのが、FPの腕の見せ所というわけですね。

良い蓄財法って、なあに?

蓄財法と聞いて何を思い浮かべるのか?

一番最初に思いつくのが、『貯金』ではないでしょうか?

しかし、蓄財はなにも『貯金』ではなく、『投資や運用』といった方法も蓄財になりますし、不動産を購入することだって『蓄財』になることもあります。

もちろん終身保険のような、『積立型の保険』に加入するこだって蓄財になりますよね。

その蓄財する方法として良いか悪いかを考える基準として挙げられるのが次の3点です。


① 自由に引き出しができるのか?

蓄財しても、それが固定化されてしまって自由にならないのでは、なんの意味もありません。

自由に現金化して使うことが出来るかどうか、これが蓄財する先に重要な条件になってきます。

例えば、自宅として使う住宅を購入した場合、その土地や建物は、一種の財産ではありますが、現金化できないのであれば、蓄財としては向いていない。

といった話になるわけです。

② 価値は下がらないのか?

当たり前ではありますが、蓄財した、その財産の価値が下がってしまうものは避けるべきでしょう。

そういった話になると必ずといっていいほど登場するのが、『インフレ』という言葉です。

今の100万円は、数十年後には、80万円ぐらいの価値にしかならない。といった話です。

つまり、現金預金といった方法で蓄財したものは、将来的に価値が目減りすることになりますよといった話になることが多いです。

③ 盗難など不測の事態により失われる可能性はないか?

どんなに価値があり、しかもその価値が下がりにくいものであっても、やはり盗まれるなどの不測の事態により失われてしまっては元も子もありません。

財産を守る仕組みがしっかりしているところに財産を蓄えることも必要なことです。


などといったことを検討しながら『蓄財』の方法を考えていくわけです。

一番いいのは、価値が上昇し、なおかつすぐに現金化、もしくはすぐ他の資産や消費財に変えることができる、そして不測の事態に強く決して失われない資産だろうなというのは、お分かりいただけるかなと思います。

蓄財先は一長一短、目的に応じて使い分けることになる?

結局、すぐに現金化ができるのかどうかという『流動性』と、価値が下がらない、できればインフレに負けないという『保全性』、そして財産を守るという『保守性』そのすべてを一つの財産で行おうとするのは、なかなか難しいものです。

流動性の高さでいえば、『現金』です。

ただ、今ではクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードなどの決済手段が増えてきたことで、『預金』も『現金』並みの流動性を持つようになりました。

『現金』つまり、お札や硬貨では、失くしたり、盗まれたり、落としたりといったリスクもあるため、保守性では『預金』の方が上でしょう。

また、若干ではありますが、金利が付くという性質も『預金』にはあるため、『現金』に比べれば、『保全性』も『預金』の方が上だと考えられます。

しかし、まだまだクレジットカードや電子マネーで支払いができない店舗もあるので、やはり流動性は、現金が上です。

このように、『現金』と『預金』だけでも、いろんな性質の違いがあるものです。

そしてその性質の違いが、そのまま蓄財先として考えるべき基準にもかかわってきているのです。

つまり、どんな目的で貯蓄するのか?を考え、それに適した『流動性』、『保全性』、『保守性』を考えながら、貯蓄する先を考えていかなければいけないというわけです。

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