「資産運用を始めよう!」と思うきっかけは良くあります。
テレビや雑誌などマスコミによる年金不安の報道を聞いたとき、資産形成をしましょうと金融機関に勧められた時、近所に投資で儲かった人がいるという噂を耳にしたとき。
しかし、始めなければと思いつつも、なかなか始められない。
挙句の果てに、今は投資を始めていいタイミングなのだろうか?と投資のプロでもないのに、投資のタイミングまで気にする始末。
資産運用を始めるいいタイミングっていつなのでしょうか?
投資を始めるタイミングは、『今でしょ!』
資産運用や投資を始めるベストタイミングは、思い立ったその時です。ちょっと古いですが、「今でしょ!」です。
資産運用つまり投資を始めるタイミングは、儲かりそうなタイミングで始めた方がいいと考えるのが普通だと思います。
ですが、儲かりそうなタイミングなんて基本的に誰にも分りません。普段から投資をしているプロでもわからないものなのです。
それなのに、まだ投資に触れたこともない素人が、儲かりそうなタイミングがわかると思うのは、ちょっとおこがましいのではないでしょうか?
儲かりそうなタイミングがわからない中、投資のプロはどうやって儲けているの?と疑問に思うかもしれません。
実は、投資を始めるのに、『儲かりそうなタイミング』で始める必要はないのです。
ただ、必要なことは『儲かりそうなやり方』で投資をするという事なのです。
つまり、「資産運用や投資はいつ始めたらいいのでしょうか?」に対しての答えは、思い立った今始めるのがベストということです。
時間は待ってはくれない。
『時間』。
普段私たちが生きている『時間』を気にしていますか?
実は投資と時間はとても大切な関係性にあります。投資においては、できるだけ長い時間をかけることが、投資で成功する秘訣なのです。
しかし、時間というのは待ってはくれません。ぼーっと過ごしている時も、テレビを見ている時も、家族と遊んでいる時も、どんどん時間は過ぎていきます。
いや失われているのかもしれません。
投資において、時間をかけることがとても大切であるはずなのに、その時間は何もしない間にどんどん失われて行っています。
その時間があれば、もしかするともっと儲けられたかもしれません。
上のグラフが何を意味するか分かりますか?
0年後、10年後、20年後に積立投資で資産運用に取り組んだ場合の差です。
グラフから分かることは、年が経過するにつれて0年後、10年後、20年後の差がどんどん広がっていることがわかります。
これには、複利というものが関係しています。
投資や資産運用は、複利によって時間をかければかけるほどに、加速しながら資産が増えていくのです。
だから『少しでも早く取り組む』という姿勢が大切になってくるわけなのです。
投資のやり方を勉強しながら、とにかく始めてみよう!
まずは、投資の3原則を守って運用を始めてみましょう。
投資の3原則とは、『長期、分散、積立』です。
とにかくできることから始めてみて、徐々に知識と情報、そして経験値を積みながら少しずつステップアップしていく感じで始めていきましょう。
だれもが最初は、何もわからないところからスタートしています。
特に、投資や資産運用の世界はなおさらです。
まず、投資や資産運用を教えてくれる人というのが、なかなか身近にいません。
本や雑誌で勉強しようと思っても、疑わしい情報や知識を提供しているものも含まれています。
『少ないお金で大儲け』といったタイトルはとても魅力的ではありますが、そういうものほど大した内容ではないことも少なくありません。
人に聞こうと思って、金融機関やファイナンシャルプランナーのとことに行っても、その人たちが本当の資産運用や投資を教えてくれるのかはわかりません。
中には、無意味もしくは手数料儲けで投資商品を売ってくることも多いにしてあります。超大手企業の商品でさえそういうことが常に起こっているのです。
つまり、投資や資産運用の本音のところは、一般消費者に届きにくくなっているというのが今の日本の社会です。
だから、少なくとも日本においては、投資や資産運用をスタートするときは、隣で儲けている人も含めてみんなが0からスタートしている。
もしかするとマイナスからスタートしていることもあるかもしれないぐらいです。
ですので、「投資なんてわからない」「投資を始めるには知識がない」なんて思うことないのです。
とにかく、始めようと思ったときに、始めてみるのが良いのです。
そうしないと、どうしようか悩んだまま、大切な時間をどんどん失うことになってしまいますよ。
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