副業で株式投資という選択はアリかナシか?

副業という考え方が流行っています。

そしてその副業の一つとして株式投資が挙げられていることもよく見かけるようになりました。

しかし、副業として株式投資をすることはアリなのでしょうか?

株式投資の副業としての適正は?

副業という事は、主となる仕事があるはずです。主となる仕事以上に稼ぎたいと考える人が副業を行うことが多いのかと思います。

という事は、主となる仕事に割く時間と労力の他に、副業の時間と労力も取られることになるわけで、実際に副業を行っている人というのは、あまりいないというのが実態ではないかと思われます。

主の仕事だけでも一杯一杯、他にも仕事したのでは、休まる時間がない。なんてことになりかねません。

という事は、副業には、あまり時間と労力がかからない仕事を選択したほうがよさそうだと思うわけですが、そこで株式投資。

株式投資にかける時間は、投資の仕方にもよりますが、それほど多くの時間を使わなくても行うことが出来ることでしょう。また、労力もほとんどかけず実行することが出来そうです。

株式投資は副業としての相性バツグン。まさに副業としてやるにはうってつけ。

と思ったら大間違いですよと思っています。

株式投資は、蓄財。仕事とは違う。

そもそも株式投資とは、仕事ではなく、仕事で稼いだお金を有効に貯えるための蓄財です。

毎月稼いだお給料の一部を少しずつ株式投資口座へ振り分けていって、コツコツと資産を積み上げてく。株式投資とはそういう性質を持つものです。

実際の仕事としては、主の仕事を頑張りましょう!

そして主で稼ぐお給料を増やし、お給料が増えたら、株式投資に振り分ける金額を増やしていきましょう。そうやって少しずつ資産を増やしていきましょう。

これが株式投資の本質です。

頑張るべき仕事は、主となる仕事なのです。

株式投資で稼ごうという意識では、おそらく失敗するケースの方が多いように思います。

株式投資は、基本的に稼げません。

株式投資のために使ったお金が多ければ多いほど、そこから産み出てくるお金がちょ~っとずつ増えてくるというものです。

つまり、どれだけ多額のお金を株式投資に振り分けられるようになるか?

株式投資で得られる利益というのは、これができるかどうかで8割以上は違ってくると思っています。

儲かりそうな株式を買って、値が上がったら売って、利益を稼ごう!

そう考える人は多いですが、それでうまく行った人なんて、数%もいないというのが実態の数字でしょうね。

株式投資は、副業としてアリかナシか?

その答えは、そもそも副業として考えるものではないというのが私の答えです。

株式投資は時間も労力も必要ない?

おそらく、株式投資でまともな利益が出るようになるためには、10年以上の月日は必要だと思っています。

10年以内に出た利益は、経済を揺るがすような大暴落があればあっさりと消え去る利益だと思っていた方が間違いないでしょう。

10年以上の月日をかけて利益を積み上げて、やっとちょっとやそっとの暴落にもびくともしないだけのリターンを手にできるものだと感じています。

しかもその間、ただ漠然と株式を買っているだけではきっとダメで、たくさんの勉強が必要とされることでしょう。

つまりは、『とにかくたくさんの本を読め!』ということです。

人に教わるのではなく、本を読めというのは、株式投資に関しては、人に聞くとろくなことにならないことが多いからです。

株式投資を教えるといって近づいてくる人たちのほとんどは、あなたの投資に使うためのお金を狙って近づいてきます。

株式投資は先にも言った通り、どれだけたくさんのお金を株式投資に振り分けられるかです。

「株式投資で儲かる方法を教えます」という、心を揺さぶるうまい話で近づいてくる人にお金を渡すぐらいならば、株式市場に入れるべきです。

もし著名な投資家に株式投資を教わることが出来たとしても、最終的には、自分で株式投資にどう取り組んでいくのかを探さなければいけないものだと思っています。

そしてその具体的方法が、『本を読め!』という事なのです。

しかも、1冊や2冊では足りません。最低でも100冊程度は読まないと、株式投資とは何なのかをつかむことはできないように思います。もしかするとそれでも足りないかもしれません。

1冊の本では、その著者の考える、また経験してきた株式投資しか知ることが出来ません。

しかし、株式市場は多種多様性に満ちていて、いろんな方面からいろんな方法がとられています。そしてそのどれもが間違っていて、また正しいものです。

そんなあいまいな世界の中から、自分なりの答えを見つけていかなければいけません。

株式投資とはそういうものだとつくづく感じています。株式投資に必要なのは知識や技能よりも経験なのかもしれません。

株式投資に時間と労力は必要ないのか?という問いに対しては、「本を読むための時間と労力をかけた方がいい」と答えます。

本を読む時間と労力を惜しんで、適当な人に話を聞いて、適当に始める株式投資は、害となるだけのことが多いものです。

幸いなことに、今はインデックスファンドという何も考えずにそこそこのパフォーマンスが得られる投資方法があるので、本を読むための時間と労力をかけられない人は、インデックスファンドをコツコツ積み立てるだけにすることをお勧めします。

まぁそれでも、株式市場にはびこる甘い誘惑の言葉に惑わされ、お金を取られることになるというのも、また真理ですが。


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