長期保有の長期投資は株式市場の暴落に弱い。対処法はないの?

はっきり言って、株価が下落する弱気相場では、長期投資のパフォーマンスは良くないです。

長期で保有する長期投資と株価下落の相性は、最悪。長期投資家は、株価下落時にどういう対応をしたらいいのでしょうか?

長期保有の長期投資と株価下落の相性は最悪?

まず数年や数十年単位で保有する長期保有型の長期投資戦略に関して言えることとして、『株価下落との相性は最悪の投資戦略』ということです。

株式市場では、ある程度周期的に大きく株価が下落することがあります。なので、数年、数十年と長期で保有する長期投資をしていると、その株価下落に必ず巻き込まれることになります。

しかも、ただ保有しているだけの戦略なので、株価下落の影響をもろに受け、逃げようがありません。

その点、短期で売買している人は、株価下落時には買いポジションを持たないようにすることで、市場の株価下落から逃げられる可能性もあります。

長期投資家にとって、株式市場全体で起こる大暴落というのは、確実に資産を目減りさせることになるという本当に頭の痛い問題なのです。

「だったら株価が下落したら、保有している株を売って株価下落の影響を受けないようにすればいいんじゃないか?」という声も聞こえてきそうですが。

そもそも、そんな売るタイミングがわかれば、『長期保有型の長期投資』なんて戦略を取ることがないわけで、いろいろ悩んだり、試したりして行きついたのが長期保有の長期投資だったりするわけです。

長期投資家は、「株価下落とどう付き合うのか?」、これが長期投資をうまく行えるかどうかの肝だったりするわけです。

長期投資家は株価下落に抗えない?

長期投資は、市場全体の株価下落に抗うことが出来ないのか?

100万円でかった株式。長期保有のつもりで、3年前に買いました。

株式を買ってから3年間の間に、その株価は1.5倍が上昇し、150万円になり、含み益は50万円とそこそこいい感じです。

長期投資っていいなと思うようになった矢先。株式市場が大きく崩れ、日経平均株価は30%の下落。自分の買った株も40%値下がりし、今では90万円になってしまいました。

3年間の含み益が吹っ飛んでしまったばかりか、投資元本さえも割ってしまうはめに。

株式投資なんてしなければよかった・・・。

なんてことが長期保有型の長期投資だとよくあるわけです。

少しずつ増えてたものが、市場の暴落に抗うことが出来ないがために、利益を失い元本さえも危ういことに。

こういったことは、長期保有型だとある意味宿命なのです。言い換えれば長期保有型長期投資は、こうなることを想定しながら運用しないといけない投資戦略なのです。

長期保有型の長期投資は、株価暴落に抗えないのか?

全くその通りです、長期で保有しているということは、見方を変えれば、資産を株式市場が暴落するリスクに常にさらしている状態なわけです。抗えるわけがありません。

もし、そうなるのが嫌だということであれば、「長期保有型の長期投資という戦略を取ること自体が間違っています。」とアドバイスすることでしょう。

長期投資家は、株価下落のリスクとどう向き合ったらいいの?

長期保有型の長期投資家は、株価の下落リスクに抗えません。長期投資家は、相場の暴落リスクと常に背中合わせの状態です。

長期保有型の長期投資家は、相場の暴落リスクとどうやって付き合っていけばいいのでしょうか?

① 株式を保有すると同時に金も保有する。

株式と金(ゴールド)は逆相関、つまり株価が下落すると金価格が上昇する関係にあるといわれています。そのため、株式を保有すると同時に金を保有することで、株式相場の下落リスクをある程度抑えることが出来ると考えらえているわけです。

ただ一つポイントを挙げるとすれば、円で金を買うのではなく、ドルで買う金の価格に連動するような方法で買えるといいと考えています。

というのも、株価が下落すると、円高ドル安になりやすいので、金価格の上昇は、円よりもドル建ての方が効果があるためです。

② フルインベストメントを避ける。

フルインベストメントとは、有り金をすべて投資に回すということを意味します。

投資資金100万円があったら、100万円すべてを株式の購入につかうという感じです。

長期保有型の投資をするならば、フルインベストメントは避けた方が賢明です。市場の暴落は必ず来るものです。そして、長期投資では、そういう時にどれだけ株式を買えるかで投資のパフォーマンスが大きく変わってきます。

つまりは、相場が大きく下落した時に、株式を買うことが出来るお金を常に持っておくという事がポイントになったりするものです。

バークシャー・ハサウェイのチャーリー・マンガーも同じようなことを言っています。

暴落時に買えるように準備をしておけと。

長期投資家が暴落と付き合っていく方法として、他には、『VIX指数の取引を同時にする。』『オプション取引で暴落リスクに保険を掛ける』などといった方法も考えられています。

しかし、いろいろやってみた感想としては、暴落時に買えるように現金を常に用意してくスタイルが最も行いやすいと感じています。

これは、人によって違うところだとは、思いますが、長期保有型の長期投資を行うのであれば、常に相場の暴落と背中合わせだということを意識し続ける必要があると思っています。

そして、その相場の暴落というのは、思っている以上に長期投資家にとっては逆風となるものなんだという事を忘れないようにすることだと思います。

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