マジですか!『くりっく株365』が上場廃止決定⁉ くりっく株365の長期投資が不可能に?

何と、レバレッジをかけてインデックスへ長期投資することができた『くりっく株365』が上場廃止となるようです。現在ある株式系の投資商品の中で最も効率的だと思わていたインデックス投資の『くりっく株365』に一体何があったのだろう?

『くりっく株365』がインデックス長期投資に向いていた理由!

今や株式投資の常識ともいえる『インデックス投資』。

インデックス投資とは、日経平均株価やNYダウ、DAX30のような市場の平均値を示す指標に沿った運用を行い、下手な欲をかかず、ごく平均的なパフォーマンスを目指す運用法を言います。

この運用方法のいい点は、徹底的に平均値にいるようにすることで、決して負けることがないこと。

プロの運用をあてにしないことで、非常に低コストで運用できるところにあります。

この非常に低コストで運用できるというところがとても大きなメリットとなっていて、インデックスファンドで平均的なパフォーマンスで運用していれば、プロのファンドマネージャーに勝てるという、ちょっと矛盾したような感じになっているのが、今の資産運用の状況です。

そして、そのインデックス運用を行うにあたって、非常に有効な手段と考えていたのが、『くりっく株365』という商品でした。

この『くりっく株365』の有利な点とは、①投資信託やETFといった、インデックスファンドよりも低コスト。②インデックスに低コストでレバレッジがかけられる。③ロールオーバーという仕組みがあることで、長期保有が可能。というところでした。

知る人ぞ知る、インデックスファンドを長期投資するのにとても有効な『くりっく株365』という商品。

この『くりっく株365』が上場廃止となり、使うことが出来なくなってしまうそうです。

くりっく株365が上場廃止になる理由?

今回くりっく株365が上場廃止になる理由は、くりっく株365を上場してる東京金融取引所のホームページによると、『対象株価指数との価格差拡大等の事象が発生するようになりました。』と記載されています。

どういうことかというと、例えば日経平均株価の現物の取引価格が22,000円であるのに対し、くりっく株365で日経平均株価を取引しようとすると、22,100円になっていて、現物とくりっく株365の価格に乖離が見られるということです。

以前は、それほど気になるような乖離はなかったのですが、NYダウがくりっく株365に上場したあたりから、さすがに気になるぐらいの乖離が見られるようになってきました。

どうやらその乖離現象をなんとかしようといろいろ検討はしたものの、最終的に上場廃止という決断をしたということのようです。

しかし、くりっく株365を上場廃止にして、新たな商品を上場させる予定とのことで、その新たな商品への期待感が高まるところです。

ちなみに上場廃止の日程は、2021年3月で、新たな商品の上場予定は、2020年9月を予定とのことです。

新たな『くりっく株365』は、一体どうなるんだ?

まだ正式な内容は公表されていませんが、方向性としては現在のくりっく株365と似たような商品になるようです、ただ今度は『リセット』という機能が新しく追加されるようです。

東京金融取引所のホームページでは、『1年に1度だけ限日取引を対象株価指数でリセット(最終決済)する新商品を上場し』と記載しています。

つまり『リセット』とは、一定の期間が来たら、保有ポジションは強制決済されるということのようです。

これは、『今までのように長期投資することができなくなる』ことを意味します。

一定の期間が来たら『リセット』されるということは、もしその『リセット』の時に、評価損が出ていたら、その損失が確定されることになると思われます。

今までだったら、評価損が発生していても、そのまま『放置して』、徐々に配当などでプラスの収益が出るまで待つというイメージで長期投資をすることができましたが、一度ポジションが決済されるということは、長期投資のイメージとしては、決済された後に、また新たに同数のポジションを建てなければなりません。

でも、もしその時に損失が発生してしまい、しかもその損失が結構大きなもであったりすると、それは預入証拠金が大きく目減りすることを意味します。

この証拠金の減少が何を意味するかというと、新たなポジションを持つときに、同数量を持つことが出来なくなる可能性が出てくることを意味します。

これは長期投資家にとっては、とても大きな変更です。

長期投資に『くりっく株365』を利用することが出来なくなるのかもしれません。

新たな対応方法で長期投資ができるようになるのか、それとも、もう長期投資目的で『くりっく株365』を利用することが出来なくなってしまうのか?

個人的には、『くりっく株365』の最大のメリットは『長期投資に使える』ということでした。

新たに上場する『くりっく株365』がどんな商品になるのか、期待と不安をもって見守ることになりそうです。

しかし、今回の上場廃止の理由や取引価格の乖離が発生した理由などを考えてみると、ある意味投資家が有利が強いの金融商品だったということを意味しているのかなと思わなくもないですね。

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