最高のコスパ保険。県民共済の賢い使い方とは?

県民共済という最高にコストパフォーマンスに優れた保障制度があります。

月2,000円という共済掛金という保険料で、入院保障から死亡保障まで、トータルに保障してくれます。

しかし、それなりにデメリットが存在していることも事実です。

ただそうはいっても、こんなに高いコストパフォーマンスを持つ保障を利用しない手もないです。果たして、県民共済を賢く使うためのコツとはなんなのでしょうか?

県民共済のコストパフォーマンスはすごい?

県民共済の保障内容をざっと説明すると、月2,000円の掛け金で、医療保障が入院日額4,500円(病気)、死亡保障が400万円(病気死亡)となっています。

ちなみに、似たような生命保険に加入しようとすると、オリックス生命で35歳で加入した場合。入院日額5,000円、死亡保障500万円で、月々の保険料は、約2,300円となるようです。

たった300円の違いで、入院日額も死亡保障も少しだけ上であれば、オリックス生命の方がいいかなと思うかもしれません。

しかし、県民共済はさらに分配金という保険金や事業経費として使われなかった保険料の割戻金があります。

この割戻金が3割(栃木県民共済2017年度の割戻率は31.01%)近くあったりするので、実質負担額は、1,400円程度となるわけです。

つまり、民間生保が2,300円であるのに対して、県民共済は1,400円ぐらいで加入できてしまうということになります。

これほど圧倒的なコストパフォーマンスを持つ保険は他にないのではないでしょうか?

県民共済のデメリットを抑えておこう!

県民共済を賢く使うためには、デメリットを抑えておくことも大切です。

これは、県民共済だけでなく金融商品全般に通用する話かもしれません。金融商品を選ぶときには、メリットよりもデメリットを把握して、どこまでそのデメリットを受け入れるのか、またはそのデメリットをカバーするためにはどんな方法があるかなどを考えながら選択するといい使い方ができるようになります。

県民共済のデメリットとは、60歳以降の保障内容が乏しくなっていくという点です。

県民共済は、最長85歳まで継続することができますが、2,000円という共済掛金がずっと変わりません。その代わりに、保障内容を年齢に応じて引き下げるように見直すことで、いつまでの一定の共済掛金で加入できるような仕組みになっています。

その保障内容の変更がとても残念というのが県民共済最大のデメリットです。

例えば、65歳以降は熟年型といわれるコースに代わっていきますが、65歳から70歳までは、入院日額(病気)は、2,500円となり、死亡(病気)は100万円にまでおちてしまいます。

これでは、入院保障としても死亡保障としても正直心もとない感じを受けなくもありません。

そもそも、県民共済の目的は、「現役世代の万が一の保障のため」という点を重視して作られた保障であるため、老後の保障まで手厚く行う必要はないということなのかもしれません。

つまりは、現役中は県民共済を有効活用できますが、老後の保障は民間の保険を活用することがポイントとなるとも考えることが出来ます。

県民共済に加入したうえで、不足分を補う?

県民共済のメリットは、他の生命保険を圧倒するコストパフォーマンスです。

正直このコストパフォーマンスを活用しない手はないと思います。投資や金融商品は、経費をかけず如何に効果を出すかを突き詰めていくことがポイントとなる部分が多々あるものです。

ということで、保険に加入するならばまず県民共済に入る。と仮定します。

すると、入院保障が日額4,500円と死亡保障400万円に加入することになります。

まず、医療保障を考えてみましょう。必要あるなしの議論は置いておいて、とりあえず最近の一般的な入院日額1万円に近づくためには、後入院日額5,000円程度の民間の医療保険に加入することになるかと思います。

この場合、老後の保障が民間の医療保険日額5,000円のみになってくるわけですが、これを良しとするかどうかですね。

考え方としては、現役世代の時の医療費負担は3割、老後は1割という公的医療制度から考えれば、老後の医療保険の保険金を低くすることは理にかなっているといえるのかもしれません。

次に死亡保障ですが、これは400万円では圧倒的に足りないケースがほとんどだと思います。

なので、ここも民間の定期保険、特に利用したいと思うのは収入保障保険と呼ばれる、毎月定額で保険金が支払われる定期保険を利用するといいように思います。

そして、老後に向けて死亡保障を徐々に減らしていく感じでいいのではないでしょうか?

老後も葬儀費用とかを保険で用意しておかなければいけないのではないかと思う人もいるかもしれませんが、ほとんどの人が貯蓄で何とかなっていることが多いですから、そこまで気にすることでもないのかもしれません。

県民共済と貯蓄、投資の組み合わせが最強か?

『生命保険は、十分な資産があれば加入する必要なし!』という考え方があります。

この考え方からすると、できるだけ早くこの十分な資産を作ってしまえば、民間の保険に加入する必要がない、または県民共済だけ入っていれば十分だという状態に持っていくことが出来るというわけですね。

そして十分な資産を老後に向けて作ることをマネープランの第一の目標とするならば、県民共済のように老後の保障がほとんどなくなる保険でも問題なしということにもなります。

ということで、資産形成つまり投資と掛捨て保険、県民共済の組み合わせが最も効率的なマネープランなのかもしれないとも思うわけです。

保険は保険、貯蓄は貯蓄で分けて考えるべきという話もありますが、これはマネープランをトータルで考えながら、貯蓄と保険をベストな形で組み合わせることを意味しているわけです。

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