資産運用を始めようと考えたとき、何から始めたらいいのだろうか?と疑問に思った時、最初に思いつくのが投資信託です。
しかし、その投資信託もたくさんあってどれを選べばいいのかわからない。
銀行の窓口などで進められるがまま買っていいのかどうかも不安だったりしませんか?
とにかくインデックスファンドの中から選べるといいよね。
投資信託のかなり有望な選択肢として『インデックスファンド』と呼ばれている商品があります。
ぜひその『インデックスファンド』の中から探すといいように思います。
インデックスとは、日経平均225やTOPIX、NYダウなどといった株価指数に連動していることが特徴です。
つまり投資信託の名称の中に、日経225やTOPIX、S&P500などといった単語と、インデックスファンドという名前がついていると、その投資信託がインデックスファンドなんだなとわかるようになっています。
ただインデックスファンドにもたくさんの種類があって、またどれを選んだらいいのかわからなくなったりします。
株価指数に連動するインデックスファンドがいいのではないか?
インデックスファンドがたくさんあるのは、株式のインデックスや債券のインデックス、REITのインデックス、そしてそれぞれの国内と国外のインデックスなどいろんな資産ごとにインデックスファンドがあるからです。
例えば、日経225インデックスファンドは、国内の株式市場。S&P500インデックスファンドは、米国の株式市場、国内債券インデックスファンドは国内の債券市場といった感じになっています。
さらに国内の株式市場でも、日経225とTOPIXなど複数の種類があったりして訳が分かりません。
結論から言えば、同じ資産クラスの中から選択すれば、どの株価指数を選んでもそれほど大きくは変わらないかもしれませんが、インデックスファンドの目的から言えば、できるだけ広範囲に分散投資していることがポイントといえるので。
国内の株式指数で選ぶなら、日経225よりもTOPIX、米国ならNYダウよりもS&P500という事になるのでしょう。
さらに広範囲に分散投資してると言えば、MSCIコクサイインデックスと呼ばれる世界の先進国全体の株式市場に分散投資されているインデックスファンド。
例えば、『eMAXIS Slim 先進国株式インデックス』という投資信託などが挙げられます。
さらに広範囲にするのであれば、新興国も含めた全世界の株式市場を対象とする、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスというインデックスに連動する『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』などの投資信託もあります。
これらの投資信託の投資対象は、株式資産になっていますが、なぜ債券などではなくリスクが高そうな株式資産への投資をすすめるのかというと。
株式という資産が、いろんな資産の中でも最もリターンが高いというのが、これまでの金融資産の歴史にあるからです。
これから先も同じことになるという確証はありませんが、それでも期待していいのではないかと個人的には思っています。
数々のインデックスファンドの中でもさらに選択する基準があるとしたら?
インデックスファンドと言っても本当にたくさんの種類があります。
インデックスファンドの中から何かを選べと言われても、これまたどれを選べばいいのかわからなくなるかもしれません。
そこで、その中から選ぶ基準として挙げられるのが、低コストであるという事です。
つまり、信託報酬手数料が低いインデックスファンドから選択肢に入れるわけです。
ネット証券の投資信託検索のサイトでは、手数料が低い順に検索できるようになっていることがほとんどです。
このサービスを利用して手数料が低いものから選ぶようにすればいいだけなので簡単です。
個人的注目は、『eMAXISSlim』と名前の付いたシリーズです。
このシリーズは、常に業界最低水準となるように、信託報酬手数料を見直すといっています。
つまり、この話を信じるのであれば、eMAXISSlimシリーズのインデックスファンドを選べば、将来にわたって低コストで運用できるようになるというわけですね。
となると、『eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)』という投資信託が、選択肢としてかなり有力になってきますね。
この投資信託を積立するように購入することで、株式投資のリスクを散らしながら運用するとそれなりに良いパフォーマンスで運用できることと思います。
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