投資信託を選ぶ際のポイントは、結局のところ投資のポイントに通じてくる?

資産運用を始めようと考えた時の最初の選択肢って、やっぱり投資信託ですよね。

でも、投資信託の種類が膨大過ぎて何を選べばいいのかわかりません。国内の投資信託は、2019年1月時点で約6,000本ほどあるそうです。

この中から最もいい投資信託を選ぼうとするのは、正直言って至難の業です。

良い投資信託って何?

投資信託の良し悪しはどこを見ればわかるのでしょうか?

運用成績ですか?、投資信託の評価をしている会社の評価ですか?、証券会社の営業の人のお勧めですか?

本や雑誌、テレビに人の意見、投資信託の種類が多いばかりか、投資信託に関する情報も多すぎて何を参考していいかわからなくなります。

そもそも、良い投資信託の、「良い」って何なんでしょうね?

それを理解するためには、そもそも「良い投資って何なのか?」を理解する必要があるでしょうね。

投資の基本は、『長期分散』

良い投資って何でしょうか?

そう聞かれると、とても哲学的な質問をされたような気がしてきます。

投資については本当に幅広く、深く、いろんな知恵や知識が試されることもあり、正直言って一個人ではどうしようもないところがあるものです。

それでもあきらめの悪い人たちが、「投資とは?」ということを日夜勉強し、考え、実践しているわけです。

もしかすると、人生賭けても「良い投資とは?」は、わからないものなのかもしれません。

だからこそ面白いと思うととことん面白くなってくるというところもあるようです。

とはいえ、これから投資を始めようという人や、投資にあまり時間が割けない人がそんなことを考えるというのは、少し無理がありますよね。

そこで、「良い」ではないかもしれないけれど投資の基本だけは押さえておきましょう。

投資の基本は、長期投資と分散投資。

特に重要なのが、長期投資。

分散投資に関しては、投資信託という商品を選択した時点で分散投資ができていると考えれば、投資信託を選ぶ第一原則として、長期投資が可能ということがあげられます。

「長期投資が可能」言葉にすると簡単ですが、実はとっても難しいことなのです。

投資をしていて常にいい思いができるわけではありません。かならず苦しい時期が訪れます。

その苦しい時期にも続けられること。これが長期投資のポイントなのです。

苦しい時にも続けられるようになるためには?

人の心理で、「他人と比較して良い悪いを判断する」という癖があります。

それを利用するのであれば、「上手くいかない時期に人よりも悪い成績にならないこと」という特徴を持つことが長期投資向きの投資信託ということになるわけです。

コスト削減が、資産運用の最大のポイント。

株式投資などをしていて、平均以上のパフォーマンスで運用することは簡単にできるのか?

投資信託の8割以上が平均以下の成績しか出ていないという話は聞いたことがありますか?

実は、投資で平均以上のパフォーマンスというのは、非常に難しいことなのです。

市場の原理の一つとして、「平均回帰」という話があります。

株式市場で投資をしていると、どんな技を駆使して投資をしたとしても、最終的には平均値になるようにできているという話です。

他にも、「効率的市場仮説」という市場の原理もあり、これは自分だけが知っている情報で株式市場の過ちを見抜くなんて不可能だという考えです。

これらは所詮、仮説ではありますが、実践の中で無視できない仮説になっています。

どうせ平均値のパフォーマンスしか上げられないのであれば、あとはコストをかけないようにした方がいいよね。

これが、コスト削減がパフォーマンスを上げることにつながるもっとも効果的な方法ということになるわけなのです。

投資信託には、投資信託を購入するときに係る買付手数料と運用中に係る信託報酬手数料の大きく2つのコストがかかります。

要は、買付手数料と信託報酬手数料が安い投資信託を選んだ方が無難というわけです。

お勧めの投資信託は?

結局のところ、お勧めの投資信託は何?

今までの話から選択肢として挙がってくるのは、常に平均値をマークし、相場が悪くなっても平均以下になるようなことがないこと、そしてとにかくコストが低いこと。

この基準を満たすのは、投資信託の中でもインデックスファンドと呼ばれる種類になってきます。

インデックスとは、ベンチマークといわれる市場の平均値を測定している指数のことですが、この指数の動きに可能な限り近づけている投資信託を、インデックスファンドと呼んでいます。

インデックスファンドの最大の利点は、運用に係るコストがとにかく低く抑えられることです。

コスト削減がパフォーマンスを上げるもっとも効果的な方法だといいましたが、まさにそれを実践している投資信託というわけです。

というわけで、個人的にお勧めするのは、インデックスファンドと呼ばれるグループの中の、最も手数料が安く、長期間の運用を前提として設定されている投資信託です。

一番重要なことは、投資について最低限の知識を学ぶことだと思います。

最良の投資信託を選べたとしても、その投資信託を買えた人はお金を増やすことができたのでしょうか?

実は、投資信託のパフォーマンスと、その投資信託を買った人の個人のパフォーマンスは全く別の物ということが非常に多いのです。

良い投資信託を選べたとしても、投資信託を買う個人の多くは、その投資信託の運用パフォーマンスがいい時に買って、悪くなったら売ってしまうという傾向があるようです。

その結果、高値掴みと安値売りによって、その投資信託のパフォーマンスをそのまま受取ることができないことの方がいいといわれています。

なぜそのようなことになってしまうのか?

良い投資信託、ここまでの話をまとめると、低コストのインデックスファンドを買って、後は保有しているだけでいいわけなのですが、そんな簡単なことがなぜできないのか?

やはり、投資信託を選ぶ以前に、投資という行為そのものの基本や最低限の知識を学んでいないからなのではないでしょうか?

なぜ、投資信託を買って後は何もせず保有したままでいいのか?

相場が悪い時にどうしたらいいのか?

なぜ、相場がいい時に余計なことに手を出して失敗することが多いのか?

などなど、投資ということそのものについての知識と知恵も持たないといけないと思います。

最近では、投資について何もしらない人に、大した知識も与えないまま金融商品を買ってもらうようなことが多々起きて問題になっていることもあるようですが。

そもそも何も知らないまま、投資をしてうまくいくことは、ほとんどないと思った方がいいでしょうね。

金融市場では心理的な部分でいろんな壁にぶつかることが多いです。

人の心理と金融市場の相性は、はっきりいって最悪です。

心で思うがまま、投資をしていてうまくいかないのはそのためです。

だから、その心理的な問題点を、知識をつけることである程度カバーしようというわけです。

あくまで『ある程度』でしかないこともまた問題なのですが。


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