株式投資家、杉村富生の講演会に行ってきた!なるほどなぁ~。

雑誌や書籍で活躍中の杉村富生の栃木県足利市で行った講演会に参加してきました。

昨年も参加したのですが、内容の良し悪しはともかく、話がとても面白いので楽しかったという記憶がありました。

いつも株式市場に強気というイメージが強い杉村さんですが、昨年の大きな相場の下落や今後についてどんなことを考えているのかなと思って聞いてきました。

株式投資は強気で攻めろ! いつも強気の杉村富生。

写真は、『赤見屋』という佐野のラーメン屋さんです。シンプルなラーメンですが、とてもおいしかったです。足利の杉村さんの講演会に行く途中で、よりました。

杉村富生と言えば、とにかく強気。株式相場がどんな時でも「上がる!」と言っているイメージを持っています。

実際、株式相場で投資をするならば、その位の気持ちがあった方が良いのだろうなというのは、なんとなくわかります。

弱気な気持ちで相場に関わると、けっこう失敗しやすいものです。

ただ、常に強気であるからと言って、常に強気のポジションを持つというのは、決して賛成していません。

言っていることが少しややこしいかもしれませんが、言いたいのは「気持ちと行動は別」ということです。

ボクシング漫画『はじめの一歩』で出てくる。「体は熱く、頭は冷静に」みたいな感じです。

株式投資をするなら心を熱く、強気でいよう。

杉村さんがいつも強気なのは、そういう事なのかもしれないと最近思うようになりました。

強気でいることがなぜ大切か。

リスクを取ると、ポジティブに考えることができない人は、いずれ相場から逃げていくことになります。

株式投資で特にやってはいけない事に、

『上手くいかないからといって、逃げ出してはいけない。』

ということがあります。

なぜ、バフェットがあれだけの資産を築けたのか?

リーマンショック後、資産を何倍にも増やし、有名になった個人投資家たちは、なぜ成功できたのか?

彼らはみな、どんなにつらく苦しくても、決して相場から逃げ出さなかったから、成功を成し遂げられたわけです。

株式投資に関わるほとんどの人が、うまくいかなくなり始めると、株式投資をやめてしまう傾向にあります。

これが、株式投資で資産形成が上手くいかない一番の理由だと思っています。

「今は、うまくいかなくたって、必ず良いときは来る! 成功する!」

そういうポジティブな気持ちと、強気な気持ちが株式投資には必要なのかもしれません。

良いものは良い!ダメなものはダメ!

杉村富生さんの講演の面白いところに、「良い」と「ダメ」をはっきり言うところがあります。

「○○という銘柄について聞かせてください」という質問が出ると。

「○○なんて投資しちゃダメな銘柄だよ。すぐに売却しなさい!」と平気で言ったりします。

こういうズバズバいうところが、みんなに受けているのかもしれません。

正直、杉村さんの銘柄判断を当てにしてはいないですが、それでも聞いてて面白いこというなと思ったりします。

しかし、今回ダメの理由に、「その会社は、株主のことを何にも考えていない。そんな会社の株主になってはダメだ。」というようなことを言っていました。

全くその通りだと、改めて思いました。

株主になるからには、『自分が株主である 』という気持ちを持たなくてはいけないよねと。

株主は、株を売買して儲けている人ではなく、企業のオーナーとして、企業の成長を願い。よりより事業やサービスが生まれ、それらが社会に広がることを思っている人というのが本来の立ち位置なのでしょう。

つまり、応援する気持ちが必要だという事です。

杉村富生さんは、上がりそうな株を買って売買する、短期売買の人というイメージがありましたが、話を聞いてみると、意外とそうでもないのかもしれない。

考えてみれば、話す内容はいつも事業内容や企業の利益などファンダメンタル的な話が多いです。

短期売買と長期投資の両方を駆使しろ!

杉村さんは、急騰しそうな株を探して短期売買する人。という印象だったのですが、意外にも長期投資も行っていました。

『短期3割、長期7割のポートフォリオ』が杉村さんのポートフォリオだそうです。なんと長期投資の方が割合が大きかった。

長期投資では、コツコツと狙った銘柄を積み立てるように時間をかけて買っているそうです。

それと、短期と長期を3:7の割合でというのも、なんとなく良い割合に思えました。

そして、『短期順張り、長期逆張り』という買い方。

ただ、急騰しそうな銘柄を買ったり、講演や雑誌て紹介しているわけではなく、投資戦略もちゃんと持っているんだということに、投資家としての姿を見た気がします。

株式投資は、銘柄選定よりも、投資戦略の方が大切だというのを、個人的な考えですが、持っています。

賢明な投資家になるには、『投資戦略』を見つけるということが大切だと思っています。

そして杉村さんには、その『投資戦略』があった。

ただ杉村さんが言うように、「このポートフォリオの割合は、私に合っている割合であって、あなたたちにも当てはまるかどうかはわからない」といっていました。

『勝てる投資戦略』というのは、確かにあります。というかあると思っています。

しかし、その『勝てる投資戦略』が誰にでも実行できるものではないというのも事実です。

その理由は、その投資戦略が、その人の価値観や性格に合わないというのが大きな理由です。

だから、賢明な投資家になるためには、いろんなことや投資に手を出して、失敗して、経験を積むことが必要なわけです。そうやって、自分だけの投資戦略や投資方法を見つけていくことがとても重要です。

『失敗は買ってでもしろ』とはよく言ったものです。

とにかく今回も面白い講演会でした!

相変わらず、面白かったです。どの銘柄がいいとか悪いとかは、あまり参考になるとは思っていないところは申し訳ないのですが。

今回は、杉村さんの投資家としての姿勢や考え方が、いろいろ感じられた講演会だったと思っています。

それと、こんなことも言っていました。

投資のアドバイザーと言っても、自分で投資をしている人なんてほとんどいやしない。私は、自分自身で投資をしている。そしてこうやって話をしていると。

だから、投資に関する辛いときや苦い経験も、うまくいったりうれしいことも、みんなと同じように実感して話をしているということでした。

これってとてもいいポイントではないかと思いました。

今の証券業界では、投資信託を売ったり、株式の売買を仲介している人は、自分が売っている商品を自由に売買できない規制があります。

つまり、人に投資を進めながら、自分は投資家ではない人たちがほとんどです。

それで、投資のアドバイスを行うというのは、どうなんでしょうか?どう思いますか?

まさにその点を杉村さんが言っていた。

「一緒に泣き、笑い、一緒に資産を築いていこう。」

そういうアドバイザーだからこそ人をひきつけるものがあるのかもしれないと思いました。

ファイナンシャル・プランナーとして、そういうスタンスで仕事ができたらと改めて感じたことでした。




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