「考えてから動く」では遅い?投資初心者がするべきこととは?

「資産運用を始めたい」と思った時に、何から始めたらいいのでしょうか?

よく聞く意見としては、「投資のことはよくわからないから、本を読んだり、専門家に話を聞くなど情報収集から始めよう!」という話です。

個人的に、お勧めしたいのは、とにかく投資を始めたいと思ったらすぐ証券会社に口座を開いてしまうという方法です。

いきなり証券会社の口座開設からって、なんか怖くないですか?

「投資初心者で、いきなり証券会社に口座を開くなんて、ちょっと怖いのですが・・・。」

その気持ちよくわかります。しかし、口座を開かなければ、投資は始まりません。本を買ったり専門家に相談したりと言った情報収集をする時間があるのなら、口座を開いてしまえ!

と個人的には言いたいです。

実は人の心理には、慣性の法則のようなものがあって、動かなければ、ずっと動かないでいるのが居心地良いし、動き出すと途端に動き出した方向へ動きたくなるものです。

つまり、証券口座を作るという行動は、そのあとの株式や投資信託を買いたいという気持ちに波及してくるものなのです。

いわゆる、ポジポジ病というやつに似ていますね。

デイトレーダーなどの投資家が、常に何かしらのポジション(買ったり売ったり)を持っていないと落ち着かないというやつです。

「証券口座を作ったからには、何か買いたい。」と人は考えてしまうものなのです。

証券口座を作るまでは、おっかなびっくりだったのに、証券口座を作った途端に前向きなる、不思議ですよね。

素人が適当に選んで買うなんてことしたら、失敗する恐れがあるのでは?

そこは、安心してください。『プロ』でも失敗します。

株式投資などでの運用は、はっきりいって失敗ばかりです。成功することなんてほとんどありません。それは、プロでも素人でも一緒です。

さらに言えば、プロだからと言って素人よりも運用が上手いというわけでもありません。

『なぜ投資のプロはサルに負けるのか?/藤沢 数希 』なんてタイトルの本も出ています。

「投資のプロがサルに負けるって?」ちょっと飛躍しすぎているんじゃないのか?

と思うかもしれませんが、この話は意外と有名で、『目隠しをしたサルに、新聞の相場欄めがけてダーツを投げさせ、命中した銘柄でポートフォリオを組んでも、専門家が選んだポートフォリオと、さほど大差のない運用成果をあげられる』という逸話があります。

この話は、ランダム・ウォーク理論で有名なバートン・マルキールという経済学者であり、プリンストン大学経済学部教授が言った話です。

つまり、プロがサルに負けるというのも、あながち冗談というわけではなさそうだというわけです。

つまり、投資の素人だからと言って失敗を恐れる必要はないとうことです。

『素人だってプロ並みの運用ができる(かもしれない)。』のが金融市場というわけです。

市場の予測? いりません。多額のお金? 必要ありません。

投資を始めるときに、「今は買っていい時なのか」という質問が必ず出ます。

おそらくその回答は、「買いたい」と思った時が買っていい時です。

いつ買うのがいいのかは、誰にも分りません。でなければ、プロがサルに負けるなんてこと、あるわけがないです。

どうせわからないなら、「とりあえず買ってみよう」という程度の気持ちで買ってみればいいものです。

実際に何年も投資をしている人の心の中も、似たようなものです。

「買って良さそうな感じかな?」「でもわからないなぁ?」「う~ん。どうしよう?」「まぁいいや、少しだけ買ってみよう!」

意外とこんなものです。

しっかり価格を見て、とことん調べて、「今こそ買いだ!」なんて時間をかけてやっている人はほとんどいないと思われます。

「えいやっ!」って感じで、飛び込んでいるケースの方が多いのではないでしょうか?

それに、しっかりした調べして、「これなら間違いない!」なんて気持ちで買った銘柄よりも、「えいやっ!」って買った銘柄の方がパフォーマンスが良かったなんてことも結構多いものです。

あえて言うなら、「少しだけ買ってみよう」ということがポイントなのかもしれません。

投資のうまい人と下手な人を分ける大きなポイントは、市場予測能力よりも資金管理能力にあると思っています。

つまり、一気に大金を持って攻め込むのではなく、小口にしてじわじわと攻めていく感じです。

つまり、投資を始めるにあたって、大金で始めようという考えはかえって危ないといえます。

月々10,000円とか小口で始めるほうのが良かったりするケースは多いと思います。

ということは、「多額のお金がないから投資が始められない?」なんて考えは無用というわけです。

むしろ、多額のお金がないで投資を始めたほうのが、結果的に良かったなんてことになる可能性の方が高いかもしれません。

今や投資信託を100円から始められる時代です。

100円も投資に振り分けるお金がないという人はいますか?

もしそういう人であれば、投資はきっと無理でしょう。でも、ほとんどの人が「100円ぐらいなら、もし損することになっても、まぁいいか?」と考えられるのではないでしょうか?

おすすめはネット証券です。SBI、楽天、マネックスといった大手ネット証券のほとんどが、投資信託100円購入を可能にしています。

考えてから行動するよりも、行動してから考える?

行動してから考えるというのは、『投資のコツ』ともいえることです。

投資の世界は、何度も言うように、サルでもプロに勝てる世界です。つまり、考えても仕方がないことがたくさんあるってことです。

だったら、考えるよりも先に行動!

金融市場は、不確実の世界ですから、先がどうなるかなんて誰にも分りません。

悪い予想を立てれば、とことんまで悪い予想が経ちます。

心配する気持ちで金融市場を見ていたら、悪い予測しか出てきません。

それではいつまでたっても、行動できなくなってしまいます。投資なんて始められません。

だから、『考えるよりも行動』です。「失敗してもいいじゃないか? そしたら次考えれば。」の精神です。

投資を始めれば、意外と経済のニュースや金融市場の動き、企業の経営方針や新しい技術の発展や世界情勢などが気になるものです。

そして気にしていると、いつの間にか詳しくなっているものです。

経済が好きで、投資を始めるというよりも、投資を始めたことで経済に詳しくなり、経済や企業のニュースが面白くなってくるという順番で来るものです。

どうですか?投資を始められそうな気持ちになってきましたか?

そこで、これから投資を始めようという人に一つアドバイスを送りたいと思います。

それは、『相場の動きに右往左往しない』ということです。

これさえ守れれば、あとは万事OKです。ただただ市場から離れず投資を続けているうちに、10年もすれば、知識も考え方も立派な投資の達人になっていることでしょう。(たぶん)


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