株価の予測?警戒論と楽観論どっちが正しいの。

株価の予測を聞くと、だいたい警戒論と楽観論の2つに分けられると思います。

そして、それと同時にどっちが正しいの?と考えてしまいますよね。

これらの予測を聞いて、私たちはどう判断したらいいのでしょうか?

株価の予測って難しいですよね。

株式投資に、株価の予測は必要ないっていうけれど、どうしても気になってしまうものです。

「上がりそうかな?下がりそうかな?」いつもそれを考えて取引してまうことでしょう。

そして、その答えのない、どうしても考えてしまう疑問に、そっとささやいてくる。アナリストの相場予想。

この誘惑は強烈です。

そして、そのささやきに耳を傾け取引を行ったことで、結果的に失敗することになっても、誰も責めることができません。

なんとももどかしい感じです。

悲観論(警戒論)と楽観論

相場予測には、大きく分けると「上がる」と「下がる」の2パターンに分かれるかと思います。

「下がる」と答える者を悲観論者や警戒論者と呼ばれ、「上がる」と答える者を楽観論者と呼んだりします。

実は、悲観論と楽観論は、そのアナリストの性格みたいなものです。

だいたい「下がる」と答えている人は、いつでも「下がる」と言っているところがあります。

対して、「上がる」と答えている人は、いつでも「上がる」と答えているところがあります。

相場上昇中は、悲観論者は「ファンダメンタルに理解不能なところがある。そろそろ転換点が近い」といい。楽観論者は、「まだまだ株価は割安。これからも上がる」といいます。

そして相場が下がり始めると、悲観論者は、「転換点が来たからこれから深い下げが来る」といい。楽観論者は、「一度底をつけた後、また上昇軌道に戻る」と言ったりします。

さらにさらに大きな下げになると、悲観論者は、「私が予測した通りのことが起きた」と言い出し、楽観論者は、「もう底についている。これ以上下げることはおかしい」と言い出します。

まったく反対のことを言っているのに、その相場相場でこれらの意見を聞くと、どっちも、もっともな意見のように聞こえてしまうから不思議です。

そもそも相場では、上がると考えている人と下がると考えている人の2グループがあって、それぞれがそれぞれの思惑で株式を売買することによって株価が決まっているわけですから、まったく逆の意見がなぜか両方とも、まともな意見のように聞こえてしまうのは当たり前といえば当たり前なのかもしれません。

結局のところ、悲観論も楽観論もどっちも正解で、どっちも間違いということなのかもしれません。

そう考えれば、なおさら相場予測は意味がないということになってしまいますね。

人は自分に都合のいい情報を取り入れたがる?

意識している人は、なんとなく気づいているかもしれませんが、人というのは自分の意図した意見を取り入れようとする傾向があります。

これは、本能のようなものなので、無意識だった人は、なんとなく意識して第三者の目線から自分が見ている情報を分析してみるといいと思います。

びっくりするほど、自分が意図している情報を拾っていて、逆に自分が意図していない情報は見ないようにしているか、もしくは無意識のうちに外していることに気が付きます。

例えば、ついついネット上にあるニュースの中で、似たようなタイトルの記事をクリックしてしまっていることってないですか?

対して、反対意見を言っているような記事のタイトルは知らず知らず外しているなんてことありませんか。

もし仮に、株式を買った直後であった場合。

当然買った株には上がってほしいと考えるでしょうから、相場の上昇を望むことでしょう。

そういう時に見る情報はどういうものが多いですか?

振り返ってみると面白いことに、これらか株価は上がるという情報についつい目が行ってしまいませんか?

逆に下落する予測なんてタイトルの記事を目にした時に、その記事を読んでみる気になりましたか?

不思議ですよね。

こういうことを無意識的にやってしまうというのですから、人の心理というのは面白いものです。

実は、人というのは、新しい情報や新しい視点の話をされるよりも、すでに知っている情報や知識を確認するように情報を得たり本を読んだりするという癖があるようです。

例えば、投資の本を最初の頃に読んだ時には、なんだか意味も分からず、あまり記憶にも残っていないということがありませんか?

それが、さらに多くの本を読んだり、実際に株式投資などをやって失敗したり成功したりといった経験をするなかで、徐々に最初はわからなかった本の内容がわかるようになってくるような経験はありませんか?

まさに、知っている情報を確認するという作業を、情報を見たり本を読んだりしてやっているわけです。

新しい情報が入ってくるというのは、全体の1割あるかどうかかもしれません。

つまりは、悲観論も楽観論も、結局のところ、その情報を見ている人次第。

つまり自分次第というわけです。

なおさら、どっちが正しいのかわからなくなってしまいました。

結論としては、相場予測は極力避けるということなのかな?

悲観論も楽観論も、たいして意味がないということが結局わかっただけ。

結論としては、最初の「相場予測は無意味」という結論に戻っただけでした。

しかし、無意味と理解していても、予測をしてしまうという悲しい現実。

そこで相場と向き合うための工夫としては、2つの方法があるかなというのが、個人的な結論です。

まずは、予測そのものから遠ざかる、相場無視戦略をとるという方法です。

具体的には、インデックスファンドのドルコスト平均法で積立するという方法です。

良くも悪くも、平均点を逃さないという作戦です。

平均点を取っていれば、十分なリターンは期待できるということを前提とした投資戦略ですね。

今までの経験上、これはかなりいけてる作戦じゃないかと感じています。

もう一つは、後出しじゃんけん作戦。

相場を予測するのではなく、相場が動いたら動くという作戦。

個人的には、こっちの作戦に重きを置いていますが、常に相場を意識する必要があるという点が難点です。ついつい予測を気にしてしまうという心理のバイアスにはまってしまいます。

しかし実行できれば、動いたら動くは、予測は必要ないですし、実際かなり効果的なのではないかと思っています。

バフェットが上昇相場ではキャッシュポジションを維持して、下落相場が来たら買うということを行っているそうですが、まさに後出しじゃんけん作戦のイメージだと思っています。

また、バフェットは、「株式市場に見逃し三振はありません。投げられる球、投げられる球、全てを振らなくてよく、いい玉を待ち続けられるのです。」という言葉を言ったそうですが、まさに後出しじゃんけん作戦です。

いい球がくるまでひたすら待って、打てるときにだけ手を出す。

相場を予測するのではなく、相場が動いたら動くという作戦。

バフェットも実行していたとなれば、かなり期待できそうです。

個人的にはこの作戦を意識して株式投資をしています。

相場は予測せず、悲観論も楽観論も、すべて無視するか、もしくは、相場に合わせて動くようにするか、そんな戦略を立ててみるのはいかがですか?


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