インデックスファンドの生みの親、ジョン・ボーグル氏が死去。彼の教えは賢い投資家になるために必須の考え方?

インデックスファンドの生みの親ともいえる、バンガード・グループの創業者ジョン・ボーグル氏が今年1月16日に亡くなりました。

彼の教えは、賢い投資家になるための知恵がたくさん込められています。

なぜインデックスファンドという、なんの特徴もないファンドを運営することに人生をかけたのか?

金融業界に大きな功績を残した、ジョン・ボーグル氏の賢い投資家になるための教えとは?

バンガードといえば、インデックスファンド。

インデックスファンドといえば、今や賢い投資の選択肢として、だれもが疑わない存在となっています。それどころか、バフェットをはじめ、投資界の巨匠たちさえも、インデックスファンドに賛辞を贈るほどになっています。

そんなこともあってか、今若干のインデックスファンドブームがおこり、それによる弊害も少し見え始めてはいますが、それでもインデックスファンドの有用性は失われるものではないでしょう。

ところで、インデックスファンドとはいったいどういうものなのでしょうか?

インデックスファンドとは、インデックスに連動するように運用するファンド、つまり投資信託のことを言います。また、インデックスとは、日経平均225やTOPIX、NYダウといった株式市場の趨勢を測るための株価指数のことを指します。

つまり、アクティブファンドのように、ファンドマネージャーが投資する銘柄を厳選して運用するという類の物とは違い、採用する株価指数を参考にすれば、後は何にどのくらい投資するかが決まっていて、機械的に運用できるというわけです。

その機械的に運用することの利点は、投資のプロや株式市場の未来を予測する敏腕アナリストなどを採用する必要がなく、アクティブファンドに比べて、非常に低コストで運用できるという大きなメリットがあることです。

この低コストで運用するというところが、インデックスファンドの大きなポイントとなっています。

ジョン・ボーグルは、このインデックスファンドの有用性に気づき、最初にインデックスファンドとして設定した人です。そしてそのインデックスファンドを運用する会社としてバンガード社は設立されたわけです。

今では、低コストのインデックスファンドといえば、バンガードというブランドの投資信託といってもいいぐらい認知度が高くなってきていて、個人投資家が選ぶ投資信託の上位にも、バンガードという名前が何度も登場するぐらいです。

ジョン・ボーグルの教えとは?

『個別銘柄選びをせずして、銘柄選びに優れた投資家を上回るリ ターンを上げられること。

投資家は市場の長期的な流れとアクティブ・マネジャーを凌駕する必然的なリターン を辛抱強く待つだけでいいこと』

ジョン・ボーグルの教えとは、この言葉でだいたいの説明がついてしまいます。

①銘柄選びをしなくても、インデックスファンドを買えば、銘柄選びのうまい人の運用成績を超えることが簡単にできるということ。

②市場がどう動こうとも、インデックスファンドを購入して、ただただ保有し続ければきっと報われるということ。

ジョン・ボーグルが最終的に伝えたいことは、この2つといえます。

単純ですね。シンプルでわかりやすいです。

物事の本質とは、突き詰めれば意外とシンプルなところに行きつくことになるというのが、世の中の常ですね。

しかし、大概のシンプルは、多くの複雑な前提をもってシンプルに至っています。

したがって、結論はシンプルではあっても、そのシンプルを利用する際には、多くの複雑な部分もある程度理解していないと、なかなか使いこなせないという矛盾した部分もあるところが、悩ましいところです。

0コメント

  • 1000 / 1000