資産運用は、遠き道を行くが如く急ぐべからず!

年末に日光東照宮に行ってきました。

家康のお墓と言われる奥社につづく階段の途中に、写真に写っている立札がありました。

『人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず』

良い言葉ですよね。

「鳴くまで待とうホトトギス」と例えられる家康らしい言葉だと思いました。

実は、この言葉に感銘を受けた理由には、株式投資など投資にも通じる話だと思ったところもあります。

株式投資やFXなどの投資に取組む人の中には、株式やFXで大儲けして、数年程度といった短い時間で一財産が築けるのではないかと考えている人が少なくないように感じます。

確かに、投資の世界にはそういった話が、いくらでも転がっています。

記憶に新しいところでは、ビットコインなどの仮想通貨(暗号通貨)に投資をして億の資産を築いた人がたくさんいたという話がありました。

株式の世界でも、いきなりステーキのペッパーフードサービス〈3053〉が、約1年で株価が10倍になるという話もありました。

実はこういう話は、年に数回ぐらいの頻度で出てくるもので、株式の世界にいると珍しくもなんともない話です。

そんな話を聞くと、「自分にも、そういうチャンスが巡ってくるのではないか」と期待に夢を膨らませて株式投資に取り組む人が出てくるのも当然なのかもしれません。

しかし、本当にそのようなリターンを手にできる人というのは決して多くありません。むしろ、かなり稀な存在です。

さらに言えば、そういう儲け方をした人は、その後大きな間違いを犯し、手に入れたリターンを失うことになるという傾向があるようです。

個人的にもその感覚はよくわかります。大きな利益を手にした後は、気が大きくなるというか、リスクが見えなくなるというか、失敗をしやすい心理状況に陥りやすくなるものです。

だからこそ、この「人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず」という言葉にひかれたのでしょうね。

投資は、一発当てるという感覚で行うものではなく、地道にコツコツと積み上げていくものです。

このコツコツ精神を常に忘れてはいけないと思っています。

投資の世界で、一気にお金を失うことはとても簡単なものです。

コツコツ精神を忘れて一気に儲けようと勝負をしても、良いことなんてないと思った方が賢明です。

『コツコツ積み上げるように投資を行い。そしてコツコツ積み上げてきたものを、できるだけ崩さないように、また慎重にコツコツと積み上げていく。』

投資なんて物は、多くの人が想像しているような派手な世界では決してなく、非常に地道な積み重ねの世界なんだという事です。

でも、地道に積み上げたものだからこそ、強い。

コツコツと大きく積み上げたものは、ちょっとやそっとじゃ崩れない。土台のしっかりした財産になっているものです。

そして、面白いことに、忍耐強くコツコツと投資を行っていると、自分でも忘れたころになって、自分が想像していた以上の資産に育っていたりするものです。

家康は投資の世界の人とは違うかもしれませんが、投資家にとって本当にいい言葉を残してくれたと思いました。

『人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず』

忍耐強く、コツコツと時間をかけて頑張りましょう!


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