今度はトラストレンディングで、行政処分⁉。おそるべしソーシャルレンディングの実態?

maneoファミリーで、今まさに大問題となっているソーシャルレンディング。次々と行政処分が行われ、数々の問題、不正の実態が露になっています。

そして先日は、ラッキーバンクで約3割程度の価格で債権譲渡が行われるということになり、ラッキーバンクに投資していた人たちの元本毀損は7割ぐらいになることがほぼ確定したところです。

「ここまで酷いのかソーシャルレンディングは⁉」

といいたくなる感じです。

今年になってから、ソーシャルレンディングの闇が次々と露になっています。

まずラッキーバンクが、行政処分。貸付先の選定と担保評価が適当で、投資家に違う事実伝えていたというひどい仕打ち。

そして次に、業界トップということで、多くの人が信用していたmaneoマーケットの行政処分。

maneoに注目が集まったのは、グリーンインフラレンディングというmaneoファミリーの中でもトップの投資額を集めていてた業者が、投資家の資金管理をちゃんとしていなかった上に、募集した時の目的と全く違うところにお金を使っていたということが判明したこと。

そこまではグリーンインフラレンディングの問題だったのかもしれませんが、その後のmaneoマーケットの対応がまた酷い印象で、誠実という言葉なんてあったものではない感じです。

そんなこんなの状態の中、これまたmaneoファミリーの一員であるガイアファンディングが、全案件で返済と利息の遅延が遅れるという大事件。

しかもなぜそのようなことになっているのかが、いつまでたっても把握できないという、明らかに異常事態としか考えられないような状態になってしまっています。

さらには、キャッシュフローファイナンスというこれまたmaneoファミリーで、大規模の遅延問題が発生していて、さらにさらにmaneo本体でも遅延が発生するようになってきました。

ただ、遅延が発生するだけならば、ソーシャルレンディングという投資の仕組み上、あり得るリスクであり、十分に認識できるものであったはずですが。

今起きている問題は、その次元ではありません。

ソーシャルレンディング投資に問題があるのではなく、ソーシャルレンディング業者が不誠実で、顧客の資金を適当に扱い、損失が発生しても他人事のような対応しかしないという、”事業者リスクが大きすぎる”という問題になっているわけです。

そしてそこにこそソーシャルレンディングという投資のヤバさがあるという事実、今さんざん気づかされているわけです。

そして今回また新しく行政処分の対象となったのが、トラストレンディング!

今回の指摘は、投資資金の募集内容と、実際に貸し出されている先の資金の使用目的が違っていたというものでした。

「また、これか?」と言いたくなるような内容でした。

これは、みんなのクレジット、グリーンインフラレンディングといった業者と似たような指摘です。

ちなみに、みんなのクレジットでは、投資家は投資資金の9割以上を毀損して終わったという悲惨な事件でした。

ただ、今回のトラストレンディングの問題は、みんなのクレジットやグリーンインフラレンディングと若干違うのかなと思わなくもないところもあって、貸付までは正常に行われているのかもしれないというところが、まだ望みのあるところなのかなと思わなくもないところです。

どういうことかというと、条件の同じ融資を行ってはいるが、知らないところで借りた相手が、違う目的にその金を使っていたのではないかとみられているところです。

とはいえ、これまでのソーシャルレンディング界隈で起こっている事件を見る限り、問題の楽観視はよくない印象です。

最終的に行政がどんな罰を加え、その結果トラストレンディングの運営に障害が起こるようなことがないといいのですが。

もし仮に、行政の処分が、業務停止処分などで新規のファンド募集ができなくなってしまい、資金が枯渇するような運営方法、いわゆるポンジスキームでトラストレンディングが運営されていたとしたら、みんなのクレジットのようなことになる可能性も考えないといけないのかもしれません。

なぜこんなことが立て続けに起こるのか?

あくまで想像ですが、顧客から資金を預かって、管理するという金融機関の基本的なコンプライアンス管理が抜けているんだろうなという気がしています。

考えてみれば、仮想通貨取引所という、コインチェックやビットフライヤーといった新規の金融機関と言える業界でも、似たようなことがありました。

スルガ銀行では融資の事件もありました。

今年は、フィンテックという新しい金融の世界が見えてきたと同時に、金融機関としてのあるべき姿や金融機関の誠実さの大切さを感じさせられる一年だったのかもしれませんね。



0コメント

  • 1000 / 1000