大事件を起こした仮想通貨取引所のコインチェックが、再び動き出した⁉

仮想通貨NEMの不正流出で大問題になり、ニュースや新聞でも話題になった、コインチェックが再び動き出しました!

なんと、新規取引アカウントの作成ができるようになっています。

コインチェックと言えば、顧客の資産を奪われるという大問題を起こした仮想通貨取引所でした。

しかし、その問題発生後、463億円という全顧客の損失をすべて補てんしたということで、仮想通貨取引所がどれほどの高収益を得ていたのかというのが、明るみになった事件でもありました。

そんなコインチェックが、ネット証券大手のマネックス証券の親会社であるマネックスグループに買収され完全子会社化になったことも記憶に新しいです。

そして再起を図り動いていたようですが、最近新規のアカウント作成ができるようになったようです。

つまりは、コインチェックに口座を作ってビットコインやイーサリアムといった仮想通貨を取引できるようになったという事です。他にも、ビットコインなどの仮想通貨を順次入出金できるようになっています。

てっきり、「仮想通貨交換業の登録」が終わってから取引が開始されるものと思っていたのですが、どうやらそうではなく、今まで通り、みなし業者として営業を行いながらという事のようです。

なぜならコインチェックはまだ、仮想通貨交換業者として金融庁に登録されてはいないようです。

仮想通貨取引所は、当時最大手と言われてたビットフライヤーでさえも行政処分を受けるという、金融機関としては、かなり未熟な事業者でした。

最近、フィンテック業界では、この金融機関とての未熟さが度々問題になっています。最近だとmaneoがいい例となっています。

しかし、コインチェックの事件によって、仮想通貨取引所に関しては徐々に金融機関としての自覚がでてきたようにも感じます。

というのも、仮想通貨取引所の多くに、従来の金融機関とつながりを持つものが多くなってきたという点です。

例えば、コインチェックは、証券会社のマネックスグループ。

みんなのビットコインが、楽天銀行や楽天証券、楽天カードなどの金融グループを持っている楽天。

SBI証券などの金融グループをもつSBIグループは、自社でSBIバーチャルカレンシーという仮想通貨取引所を始めています。

そして、SBIグループに至っては、仮想通貨リップルなどを使った新しい送金システムで金融業界に新たな風を作り出そうと息巻いているようにも感じられます。

とにかく水面下では、従来の金融機関が仮想通貨関連の事業へじわりじわりと近寄っているのを感じています。

金融機関と言えば超大手の三菱UFJ銀行が独自の仮想通貨、MUFJコインの開発を行っているという話も度々出てきます。最近では、MUFJコインを「coin」という名称に変えたという話題も出ました。

仮想通貨に関しては、とんでもない事件を起こし、失敗作だと思われている節も見受けられますが、まだまだこれからとも言えそうです。

しかし、仮想通貨が実際にお金のように使われるには、やはり問題が多すぎるようにも感じています。

仮想通貨が、本当に価値を持つようになるためには、やはり最終的には、国や政府の関与が欠かせないだろうなと考えています。つまり規制するということです。

そもそも、私たちが財産と言えるものには、すべて国の規制がかかっていて、保護するための法律などが整備されています。

例えば、不動産。取引すれば登記が必要になるし、登記されることで、誰の財産なのかという事がはっきりします。

売買するときも、数々の規制と、特定の免許制度によってその取引を保護しています。

また民法などによって、自分の不動産を使用する権利が侵害された場合には、守られるようにもできています。

株式でもそうです。株主の権利というものを法律で定めていることで、株主としての利益を得、その利益を得る権利を手にいれるために売買しているから、株式に値段がついて株価となっているわけです。

つまり、法律なくして財産とならないというのが、実情なのでしょう。

仮想通貨には、こういった法律や権利を離れた、金と同じような価値を持つのではないかと期待されて、デジタルゴールドと言われていました。

しかし、実際は、どんどん新しい仮想通貨が生まれてくることや、ネット上のセキュリティに係る問題を大いにはらんでいることなど、法律や規制でなんとかしなければならないことが意外と多かった、ということがわかってきたのがここ1,2年だったのかもしれません。

最近ビットコインなどの仮想通貨は下落トレンドです。底が見えないといった意見も出てきました。

コインチェックにとっては、過酷な新たな出発となっているのかもしれません。

果たして、今後どのような動きを見せるのだろうか?

それとも、仮想通貨自体が、衰退していくことになってしまうのか?

それとも、ITバブルのように、今はバブルが弾けたばかりで辛い時かもしれませんが、数十年の後に、仮想通貨が経済の中心にいるような存在となるのか?

期待と不安が入りまじる。まさに投資としては面白い局面なのかもしれないですね。

0コメント

  • 1000 / 1000