返済遅延が多発する。ソーシャルレンディングは危険な投資なのか?

返済遅延や行政処分などの問題が多発しているソーシャルレンディング。

一部では、「リスクが高すぎる。」「投資は控えた方がいい」という声が多くなってきたように感じます。

ソーシャルレンディングのリスクが表面化し、これまでソーシャルレンディングに積極的に投資をしてきた人の中にも、ソーシャルレンディングへの投資を控える人が出てきました。

業界最大手と言われていたmaneoで不祥事が起こり、そのmaneoに対しての信頼感が失われている今を考えると、それも致し方ないかなと思います。

それでは、ソーシャルレンディングという業界そのものに未来はなくなるのでしょうか?

そう考えると、決してそんなことはないのではないかとも思います。

そもそも、ソーシャルレンディングというサービスは、生まれるべくして生まれたものなのではと思っています。

お金を借りたいといった時には、銀行などの金融機関。

お金を貸したいときも、銀行などが絡んできて。

これまでは基本的に金融機関の思うように、お金が流れる世の中だったともいえるわけです。

それが、リーマンショックからの金融危機によって、金融機関への不信が生まれ、金融機関だけが利益を得ていたところへ個人が参入することはできないのかというところからソーシャルレンディングに注目が集まりました。

また、借りる側も金融機関にお願いしても、金融危機によって金融機関自体の経営に問題が生じていたため、なかなか借りることができないなどの話がでてきて、話題のソーシャルレンディングという方法に乗ったという印象です。

上手く、借りる側と貸す側の双方にメリットが生まれたわけです。

しかもインターネットという仕組みを利用すれば効率的に行えるということで、今の時代にぴったりでした。

貸す側は、銀行の定期預金などでは得られない高い利回りを得られ。

借りる側は、銀行の融資よりも、簡単に借り入れができる。

ソーシャルレンディングには、このように双方にメリットがあったため、ソーシャルレンディングの市場は急拡大しました。少なくともこれまでは。

しかし、ここにきて貸す側に大きなリスクがあることが露呈し始めているといった感じなわけです。

でも、ソーシャルレンディングは、サービスを利用するすべての人にメリットがあるわけなので、そう簡単にはなくならないのではないかと思っています。

さらに、ソーシャルレンディングに強気になれる理由としては、大手の参入が目立ってきたという事です。

ネット金融大手として有名なSBIグループが行っている、SBIソーシャルレンディングは、前からありましたが、最近取扱額を増やしているなという感じがしています。つまり、積極的な運営に出ている印象です。

海外のソーシャルレンディングを取り扱っている、クラウドクレジットの出資者には、伊藤忠商事がいることは有名です。

また、最近では、リートなどの不動産の運用で有名なケネディクスが野村総研とともに、ソーシャルレンディングサービス『ビットリアルティ』を始める予定とあります。

他にも、オーナーズブックを運営している、ロードスターキャピタルもマザーズに上場しています。

上場企業が、ソーシャルレンディング事業に絡んでいる例はほかにもあります。

このように、ソーシャルレンディング業界自体が、今は不祥事がたくさん起きていても、徐々に健全化に向かっているような気がしています。

つまり、今ソーシャルレンディングという投資から、今の悪い状況だけで判断してやめてしまうのはもったいないのではないかと思っているわけです。

株式投資の逆張りという発想がありますが。

『皆が逃げる市場で、生き残った者が、最も利益を得る。』

これは、なにも株式投資に限った話ではないと思っています。

ソーシャルレンディングもそうなることを期待しています。

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