SBIソーシャルレンディングの利回りが上昇中です。
今度(10月22日10:00~)募集開始のファンドは、なんと年予定利回りが9%。SBIグループの信用力と利回りUPで人気急上昇か?
10月22日にSBIソーシャルレンディングで募集開始のファンドは、『SBISLバイオマスブリッジローンファンド6号』で、予定年間利回りは、なんと9%、これまでSBIソーシャルレンディングで募集されたファンドの中でもトップクラスの利回りです。
バイオマスと聞くと、ソーシャルレンディング業界でトップクラスの資金を集めたグリーンインフラレンディングを思い出します。
そのグリーンインフラレンディングは、ファンド資金の不適切利用と分別管理の甘さで行政から問題視され、そのファンドの資金募集を行っていた、ソーシャルレンディング業界最大手のmaneoの投資家管理を行っている会社maneoマーケットが行政処分を受けるということがありました。
この事件はいまだに解決及び改善がされているというお知らせもない状態がつづいています。
すでに、グリーンインフラレンディングで騒ぐのも沈静化されてきたのか、ネット上でもあまり取り上げられなくなってきているように感じます。
ソーシャルレンディング業界として、こんなに簡単に鎮静化させていいものなのか疑問に感じなくもありませんが。
みんなのクレジット、ラッキーバンク、そしてソーシャルレンディング業界最大手のmaneoの関連業者と立て続けに、投資家の信頼を裏切る事件が起こったわけですから、ソーシャルレンディングという投資自体の関心が薄れてきているという事なのかもしれませんね。
そんな中で、グリーンインフラレンディングで問題となったバイオマス発電事業への投資を、グリーンインフラに負けないような9%という高利回りでファンドを募集しようとは、SBIソーシャルレンディングは、maneoに喧嘩を売っているのではないかと思ってしまうような感じです。
SBIソーシャルレンディングは、ネット証券やネット銀行などのネット金融として超大手のSBIグループということで、すでに信頼感が他社に比べて違うところがあります。
そんなこともあってか、他社よりも低い利回りであっても、募集開始時間になるとあっという間にファンドの募集金額に到達するということが起きていました。
しかし、前回のバイオマス発電案件は、募集額に到達しないということがあり、その後利回りを上げて再募集をしたということがありました。
おそらくグリーンインフラレンディングが影響しているのではないかと思われていました。
そして今度は、さらに利回りを上げて新しいバイオマス発電案件が募集されます。
募集金額は、22億という事ですから、かなり大きな案件だと思われます。
今回はどうなるでしょうか?すぐに満額に達してしまうのでしょうか?それとも前回のように募集金額に達しないことになってしまうのでしょうか?
SBISLの力の見せどころかもしれません。
最近のSBISLは怒涛の勢いで、ファンドの募集をかけている感じがします。
といいうのも、今月になって、今回のバイオマス発電ファンドでたしか4回目のファンド募集です。
今まで随時募集のオーダーメード型ローンファンドは、多くても月に2回ぐらいでしたが、ここにきてファンドの数も増やしている感じも受けています。
下手したら、maneoを追い抜こうと、ここで攻勢をかけているのかもしれないと思うほどです。
ソーシャルレンディング業界。まさに今、群雄割拠という感じなのかもしれません。
いったいどのソーシャルレンディング業者が覇権を握るのか面白くなってきました。
SBIグループって、とりあえず人まねから入るけど、徐々にその業界のシェアを握っていたってことが案外多い気がしているので、注目株ですね。
果たしてどうなるのでしょうか?
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