ソーシャルレンディングの人気は落ちた?投資しやすくなったSBISL。

今まで、募集開始時間前にはウェブサイトを開いて準備を整え、募集開始時間と同時にクリックするぐらいでないと、あっという間に募集上限の金額に達してしまい投資ができないほど人気のSBIソーシャルレンディング(SBISL)でしたが、ここ最近の募集では若干の余裕をもって投資ができる感じになってきています。

最近、ソーシャルレンディング業界で不祥事が増えてきているからなのでしょうか?

今までだったら、運が悪いと投資することができなかったSBIソーシャルレンディングも、ここ最近のファンドは意外と楽に投資することができるようになってきています。

今までは、サイトを開こうとしても、混雑していて開かない。申し込みをしても、画面が切り替わるまでに時間がかかり、間に合わないのではないかと不安になる。といった感じでだったので、募集開始時間と同時に申し込みのボタンをクリックできる状態にしてPCの前で待機していないと投資できない状況でした。

ところが最近は、サイトを開こうと思えばすぐ開く。申し込み手続きに進めば、スイスイ画面が切り替わる。といった感じで楽に投資ができます。

さらに、募集金額に到達するまでにも時間がかかるようになり、ある程度余裕をもって投資申し込みをすることができるようになっています。

具体的言えば、2日前から募集開始をしているファンドがいまだに募集金額上限に達していない状態です。

今までの環境を考えると、信じられないくらいお金の集まり方が悪くなって来ています。

これは、ソーシャルレンディング投資から離れていく投資家が増えてきたということを意味しているのでしょうか?

ここのところ連続して起こっているソーシャルレンディング関連の不祥事がこの現象に影響を与えているのかもしれないと勘ぐってしまします。

特に大きかったのは、ソーシャルレンディングの最大手マネオで起こった不祥事です。

マネオの関係会社であるグリーンインフラレンディングで、元本を毀損することになるのではないかという懸念が発生しています。

それに対する、マネオの対応もあまり好ましいものではない印象を受けます。

ソーシャルレンディングという投資のリスクを再認識した感じです。

頭ではわかっているつもりでも、実際に経験としてリスクを認識すると、急激に投資する気力が衰える、これはソーシャルレンディングでなくても投資すべてに言えることではあります。

はたして、ソーシャルレンディング業界はどうなってしまうのでしょうか?

SBIソーシャルレンディングは、ネット証券最大手のSBI証券を有するSBIグループの一員であり、顧客の情報や財産の管理、金融機関としての資金運用のイロハなど、いろいろな面で他のソーシャルレンディング業者よりも有利な位置にいるように思います。

マネオで不祥事が起こったことで、マネオに向かっていた資金がSBIソーシャルレンディングに向かうことによって、SBISLでは、より投資がしづらくなるかもしれないぐらいに思っていたのですが、実際はそうでもなかったようです。

実は、SBIソーシャルレンディングでも最近、返済遅延の問題が発生しました。

つまり、投資家が投資した資金を貸した先がきちんと返済しなかったために、投資家にお金が戻ってくるのが遅れる事象が起きたというものです。

事が起きたのは、マネオで不祥事が起きた直後だったので、イメージ的には最悪のタイミングでした。

でも、こういうことは、ソーシャルレンディング投資をするならばある程度予測の範囲内ととらえるべきであって、特に大きな問題とすることでもないはずです。

実際に、その問題発生後のSBIソーシャルレンディングの対応は、他のソーシャルレンディング業者と違って誠実なものなのではないかと受け止めています。

ですが、どうもこれをきっかけに投資が減ったのかなという気がしてなりません。

むしろ問題発生後の対応が誠実であったのであれば、たとえその投資で多少損失を出すことになっても、よりよい評価をされても良いぐらいだとさえ思っています。

どうやらソーシャルレンディング投資というのは、ファンドの投資対象などではなく、ソーシャルレンディング業者に投資してるようなものなのかもしれません。

田仲幹生

投資会社、FP会社 ㈱あせっとびるだーず 代表取締役

投資、資産運用のスクールを運営。
資産運用、ファイナンシャルプランニングの相談などを行う独立系のファイナンシャルプランナー。

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