株高、好景気といった相場環境で、投資に対して関心が高まっている。
資産運用という題でセミナーなどを行うと、結構反響がある。
そう感じていたので、「貯蓄から投資へ」という政府のスローガンも徐々に進んでいるような気がしていましたが、意外にも投資信託は、投資額が増えるどころが減っていたようです。
これだけ投資に対する関心が高まっている中、投資額が増えていないどころか減っているなんて少し驚きました。
ところで、先日金融庁が発表した資料から発覚した、銀行で投資信託を購入している人のほぼ半分が資産額を減らしているという話。
銀行で投資信託を購入しても資産額が増えていない?
そう考えると、投資信託の残高が増えるどころか減っているのもわからなくもないですよね。
上手くいかない運用に積極的に資金を投入する人はおそらくそんなにいないでしょう。
じゃあ投資をしている人はここ数年減っているという事なのでしょうか?
実際はそういうわけではなく、株式市場での個人投資家は増加傾向。
2017年の個人株主数は初めて5千万人を突破し、しかも4年連続の増加という事です。
つまり投資をしている人は減るどころか増えている可能性の方が高そうと考えることもできるはずです。
投資に関する情報が一般的になるにつれて、投資信託から個別銘柄の株式やETFなどが資産運用の主体となってきているという事もあるのかもしれません。
投資信託はどうやら資産運用に向いている商品ではないのかもしれないと感じる人が増えてきたということなのかな?
投資信託で手数料を荒稼ぎ?する今のスタイルは今後通用しなくなるのかもしれないですね。
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