1,000万円貯めるために計画的に貯蓄をするコツ?

貯蓄をするためにという事で、いろいろな提案がされています。

「数々の方法で節約する」「家計簿をつける」「定期積立などで自動的に貯金する」「iDeCoなどの制度を利用する」などなどです。

中でも「貯蓄口座へ自動積立」という方法をよく見かけます。

例えば、定期積金という銀行口座のサービスを利用したり、給与などが振り込まれる普段の銀行口座とは別の口座を作って、自動振替を行うなどの方法が良く出てきます。

実は、この自動積立方式は、他の節約や家計簿といった方法よりも有効だと考えられています。

お金持ちになるためのバイブルとも言われている「バビロンの大富豪」でも収入の一部を強制的に別口座に移し、その収入はなかったものと考えるべきだと言っています。

他にも、著名な投資家の中にも収入の一部をなかったものとして分けるべきだと言っていた人がいた気がしますし、日本の大富豪であった本多静六も、「4分の一貯金法」という同じようなやり方で貯蓄を行っていたというのは有名な話です。

どうやら、収入の一部をなかったものと見なして、別に移すという方法は、他の方法よりも実現しやすいようですね。

正直、貯蓄をするのに節約とか家計簿というのはあまり効果がないように思えます。

家計簿をつけることで、収入と支出がはっきりし、いくら貯金ができるのかわかるようになるはずでは?と考えがちです。でもどういうわけか、家計簿をつけることで貯金ができたという人はあまり見かけません。

さらに言えば、家計簿をつけて資産家になったという人には、あったこともありません。

会社などで会計帳簿を作って経営分析しているという話も聞くので、家計簿にも似たような効果があるのではないかと思わなくもありませんが、実は、会計帳簿の中で一番大切と考えられているのは、バランスシート(貸借対照表)と呼ばれる帳簿です。

家計簿は、会計帳簿でいう所の損益計算書であって、バランスシートとは別物です。

バランスシートとは、現金、預金、土地、株式などの資産や、銀行借り入れなどの負債が記載してある会計帳簿です。

貯蓄をするために、どこからお金が入ってきて、どこにたまり、どこへ流れていくのか、これを知ることができるのがバランスシートです。貯蓄のできる人というのは、家庭のバランスシートを常にある程度把握している人に多い気がします。

ただ、普段からバランスシートに慣れていない人には難しい話なのは確かです。特に日本人はそういう教育を受けることがないまま社会人になってしまい、バランスシート自体を見たことがないような人がほとんどかもしれません。

そこで、強制的に良いバランスシートを作る方法として、収入をなかったものと見なして別に分けるという方法が挙げられるのかなという気がします。

バランスシートの理解がなくても、収入の一部を強制的に貯蓄していれば優良なバランスシートが出来上がるというわけです。

そしてそのバランスシートの資産の一部が収入をもたらす資産であればなおいいわけです。

だから、ただ貯金をするのではなく、収入の一部をインデックスファンドで積み立てをしましょうという方法が出てくるわけです。

そのことについては、『 お金が勝手に貯まってしまう 最高の家計 (岩崎 淳子) 』という本が参考になります。

ちなみに、1,000万円を積み立てるために、月々積立てる金額はいくらになるのでしょうか?

月5万円つみたてると、年間60万円ですから、約17年で達成します。

月3万円でも、約28年で達成です。

はっきり言って不可能な数字ではないですよね。同じくらいの生命保険料を支払っている人はたくさんいるはずです。

その保険料を増える資産に換えれば、1,000万円を優に超える可能性はかなり高いと考えています。

ですが、貯蓄にとって一番大切なことは貯蓄するという意識改革でしょう。

結局のところ意識すれば必ず貯蓄できる。そういうものだと思っています。

田仲幹生

投資会社、FP会社 ㈱あせっとびるだーず 代表取締役

投資、資産運用のスクールを運営。
資産運用、ファイナンシャルプランニングの相談などを行う独立系のファイナンシャルプランナー。

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