日経平均株価やNYダウなどといった株価指数をFXのようにレバレッジをかけて取引できる『くりっく株365』。
このくりっく株365が、7月16日から証拠金基準額を引き下げ、より高いレバレッジをかけて取引することができるようです。
具体的には、日経平均株価を取引する場合の証拠金基準額は、96,000円から76,000円に引き下げられます。
どういうことかというと。
くりっく株365で取引する単位は、1枚単位で取引することになるのですが、その1枚のポジションを作るのに必要な資金が、証拠金基準額になります。
つまり、日経平均1枚=96,000円(証拠金基準額)ということになります。
この日経平均1枚というのが、現物の株式投資をした場合に換算すると、日経平均株価×100になります。
例えば、日経平均株価が22,000円だとすると。
22,000円×100=2,200,000円ということになります。
つまり、くりっく株365で取引すると、96,000円で2,200,000円の取引ができることになります。
レバレッジにすると、約23倍です。
証拠金基準額が96,000円から76,000円に引き下げられるということは、レバレッジは、約28倍です。
レバレッジを引き上げられるということは、より儲けやすくなる?
と単純なものでもありませんが、取引しやすくなることは間違いないです。
あまり目立たない存在のようですが、金融商品としてはかなりいい線を言っていると思っています。
この商品を使いこなしたら、信用取引とか先物、投資信託とか必要なくなってしまうぐらいのものだと思っています。
ついこの間まで、FXのレバレッジ規制を強化するとかしないとか話題になっていましたが、くりっく株365は、レバレッジを引き上げる?
地味で目だなないからこそ、規制の目もかいくぐれるのかな?
なんてことはないでしょうが、くりっく株365が取引できる環境がより良くなっていくといいなと思う次第です。
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