クレジットカードの使用やネットショッピングなどで商品を購入したりした時に付与されるポイント。最近では、そのポイントを使って投資信託などに投資をして資産運用ができるサービスが出てきました。
もし仮に貯金をしないで、ポイントを投資しながら運用していった場合に、どのくらいの資産になるのでしょうか?
ポイントの資産運用サービスには、セゾンカードの永久不滅ポイント、インヴァスト証券のマネーハッチ、楽天の楽天スーパーポイント、ドコモのdポイントがあります。
それぞれのサービスでクレジットカードを発行していて、クレジットカードを利用した際のポイントは、投資に使うことができるようになっています。
セゾンカードのポイント還元率は0.5%となっていますが、この中では最も低いポイント還元率です。他のポイントが貯まるクレジットカードのポイント還元率は、約1%となっていますので、1%でポイント還元を受けたケースで考えてみます。
すると、月々の生活費の内10万円分をクレジットカードで支払うようにしたら、毎月1000円分のポイントがたまることになります。
仮にポイントのみを貯蓄していこうと考えた場合、給料のすべてを使ってしまってもいいということになるので、年収500万円だとしたら、ちょっと強引かもしれませんが、年間5万円分のポイントをためることができるということになりそうです。
現在のポイント運用サービスの運用利回りは、あくまで想定ですが、永久不滅ポイントとdポイントの場合は、3~5%ぐらいでしょうか?
楽天スーパーポイントは、楽天証券が取り扱っているたくさんの投資信託に替えることができるサービスなので、想定利回りといっても一概に言えませんが、インデックスファンドを基準にすれば、7~10%程度なのかなという気がします。
そしてインヴァスト証券のマネーハッチは、インデックスファンド(正しくはETF)にレバレッジがかけられるタイプ(正しくはCFD取引)なので、最も利回りが高い、8~13%程度と想定してみます。
さて、選ぶポイント運用サービスによってだいぶ想定利回りが変わってしまいましたが真ん中ぐらいということで、7%で計算してみましょう!
年間5万円を年利7%で30年間運用しながら積み立てたらどうなるでしょうか?
結果は、4,723,050円になります。
思ったよりも増えていますね。ポイントを運用しないで単純にためていっただけの場合には、1,500,000万円にしかなりませんから、運用することで200万円以上増えていることになります。
しかし、それでも十分な蓄えとは言えなさそうですね。
残念ながらポイント運用は、メインの資産形成にはならないというわけですね。
ただ、楽天スーパーポイントやdポイントは、それぞれのネットショッピングサービスを利用したり、キャンペーンを利用したりすると、今回想定した以上にポイントがたまる可能性も高いです。
まぁそれでも目指せ500万といった感じになるのかな?
そうはいっても、ポイントで500万円も作れるというのは、ある意味びっくりですが。
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