全資産の運用もこれでOK? バランス型運用のETF。『NEXT FUNDS S&P米国株式・債券バランス保守型指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信(2863)』

ETFでもバランス運用ができるようになった。

ETFといえば、日経225やS&P500などの株価指数や先進国債券の指数などに連動するように作られたものが多く、基本的には、単一の資産で運用されているものがほとんどでした。

そのため、株式と債券、またはREITなど、複数の資産を含めて運用するバランス運用は投資信託の独壇場でした。

しかし、そんなバランス運用をETFでも利用できるようになりました。

その一つが今回紹介する、『NEXT FUNDS S&P米国株式・債券バランス保守型指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信(2863)』です。


このETFの投資先は、米国の株式と米国債券。

具体的にはS&P500と米国債7-10指数(米国債券の7年物から10年物でできた指数)。単純化して言えば、米国市場の株式と、米国の長期国債といったイメージになります。

この2つの資産を、S&P500に25%(1/4)、米国債7-10に75%(3/4)という配分で、定期的にリバランスしながら運用するスタイルのようです。

しかも、両方の資産に為替ヘッジをつけているため、円高や円安に動く為替変動の影響がないように設計されています。

米国の株と債券に投資をしますが、為替が円高に動いたときには不利になるかもという不安を考えずに運用ができるため、名前通り『保守型』というイメージがぴったりです。


バランス運用のメリット。

投資信託やこのETFなどで運用するバランス運用は、『自動的にリバランスされる』というのがメリットだと考えています。

リバランスというのは、株や債券の価格が変動すると、最初に組んだポートフォリオのバランスが崩れたとき。その崩れたバランスを整えて、最初に設定した株25%、債券75%に定期的に直していくことです。

このリバランスによって。

株価が上昇して株式の割合が25%以上になった時には、株式を売却して、債券を購入する。株価が下落して株式の割合が25%を下回った時には、債券を売却して株式を買うということを行うことになります。

つまりは、株価が上がれば売却し、株価が下がれば追加で購入するという、上げれば売り、下げれば買いというリズムが出来上がります。

株式投資の儲け方は、どんな方法であれ、「安く買って、高く売る」という答えに行きつきます。

バランス運用では、リバランスを行うことで、それに近いことが自動でできることになるわけです。


また、それらのリバランスなどの運用戦略や、ポートフォリオ理論で説明されている話などを考えると、株式一択や債券一択の場合よりも、価格変動がマイルドになる傾向が考えられます。

今の経済状況を考えると、債券のみのポートフォリオよりも、低リスクで高リターンになる可能性もあるのではないかとさえ思っています。


ETFならでは低コスト。

『NEXT FUNDS S&P米国株式・債券バランス保守型指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信(2863)』は、ETFなので、似たような投資信託と比べても低コストで運用できます。

このETFの信託報酬手数料は、0.253%となっており、中にはこれよりも信託手数料の低い投資信託もあるのかもしれません。

しかし、ETFは現物株式と同じように、証券会社の口座によっては『貸株サービス』が使えることがあります。

このETFの貸株金利は、2023/1/14時点では、SBI証券や楽天証券で0.4%となっていますので、いわば信託報酬手数料よりも高い金利がついている感じです。

つまりは、実質信託報酬手数料が0どころか、プラスαで金利がついている状態と言えます。


ETFなら、売買がリアルタイムでできるし、売買手数料が無料の口座を利用すれば、買付時の手数料も無料で運用できます。

ポートフォリオの保守部分として、このETFの利用を考えるのもありだと考えています。

また、資産運用に慣れない人や、株式投資は怖いと感じている人などは、このETFから始めるのもいいかもしれません。

極端な話、人によっては、このETFだけで運用するのもありかもしれません。


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