ファイナンス理論で考える株式投資?

ファイナンス理論の代表と言えば、効率的市場仮説やポートフォリオ運用が有名です。

市場にあるあらゆる情報は、株価に反映されているため、他社を出し抜くような取引、具体的に言えば自分だけが持っていると思っている情報や銘柄を選別する目利きなどで取引してもたいした効果は期待できないという効率的市場仮説から、いわゆる市場平均をそのままトレースするインデックス投資を行うことが最も賢い選択と考えらています。

また、分散投資によって、値動きを抑えながらリターンをできるだけ減らさない方法としてポートフォリオ理論が考えられました。

例えば、AとBという銘柄を同時に保有した時に、AとBの期待リターンが同じであっても、AとBの上下の値動きが違っているケースでは、AとBが相互に値動きを打ち消すような動きをすることがあるので、ポートフォリオ全体としてはリスク(値動きの幅)が抑えられるが、期待リターンを下げることがないという考え方です。

ただ、株式投資で資産を築いている人は、分散投資ではなく集中投資を行っていることが多く、当然インデックス投資も行っていないことが多く見受けられます。

ファイナンス理論的に、そんなものは偶然でしかないと考えられているところもありますが。

そうとも言い切れないところもあります。

例えば、高配当株などに投資をするバリュー投資は、インデックス投資を上回るという事がわかっています。

また、モメンタムに注目しても、なぜかインデックスを上回っているという事が言われています。

モメンタムとは、上昇している銘柄はそのまま上場を続ける傾向があり、逆に下落している銘柄は下落し続ける傾向があるというものです。

つまり、こういったバリュー投資やモメンタムといったアノマリーについて研究している人からすると、インデックス投資が最も賢い選択という話はすでに過去のものとなっているというわけです。

このような株式投資へのアプローチをすることで、インデックス投資を上回ることができるという事が分かったという事は、インデックス投資を行わずに株式投資で資産を築いている人というのは、このようなアプローチをしていることが多いというわけですね。

じゃあ、なぜバリュー投資やモメンタム投資が効果的なのか?

理由はわからないけど、なぜかそうなっているという事でアノマリーってわけですね。

あくまで想像ではありますが、バリュー投資やモメンタムといった投資を行うと、インデックス投資よりも値動きが大きい、つまりリスクが大きい傾向があるようです。

ファイナンス理論で出てくる、リスクプレミアムの考え方によれば、リスクの大きい投資はリターンも大きくなるという話があります。

つまり、バリュー投資やモメンタム投資といった投資法を使うことで、リスクを多く取っているため、これらの投資法ではインデックス投資を上回るんだろうなと言われているようです。

また、最近少しずつ表に出てきましたが、行動経済学という考え方からもバリュー投資やモメンタム投資といった投資法が、インデックス投資を上回る理由を説明していたりします。

株式投資は、確率のゲームであるところが非常に大きい分野です。

ですから、高い確率で高いリターンが得られると考えられている方法をとることがいいと考えています。

そもそもファイナンス理論じたい確率で金融商品への投資を考えるという考え方です。

確率的に高いところで何回も、そして長期にわたって勝負をしていればいつか勝てるというわけです。

たとえば、確率的には低くても、一瞬で10倍になるような投資法があったとしたら。

その投資法を使うことで、明日10倍の資産を手に入れるか、10年後に手に入れるか、100年後に手に入れるのかわかりませんが、その投資法を続けれていれば、いつか期待しているリターンを手にすることができるはずということも考えられます。

つまり、確率的に正しい方法を取っていれば、いつかはわからないけれど、そのうちに期待リターンを手にできるはずという事です。

株式投資で成功するためには、株式投資において確率的に正しい方法は何なのか、それを探すことが株式投資のポイントという事ですね。

その一つの答えが、インデックス投資であり、バリュー投資であり、モメンタム投資ということです。

FPたなか/㈱あせっとびるだーず


『お金のいろはファイナンシャル・プランニング』という独立系FP事務所で資産運用プラン策定の相談を行っています。

https://fpoffice.okane-iroha.com/

㈱あせっとびるだーず 
 代表取締役 田仲幹生 です。
【保有資格】
 CFP
 1級FP技能士
 宅建士

生命保険会社に勤め、その後税理士事務所に勤務すると同時期に、投資信託や株式投資を始めたが、2年後リーマンショックという株価大暴落に巻き込まれ、総資産の半分近くを失いました。
しかし、その後もめげずに投資と勉強を続け

0コメント

  • 1000 / 1000