先日ビットコインが大きく下落しました!まさに暴落といった様相です。
中国の取引規制などが影響したようですが、果たしてもうビットコインは終わりなのだろうか?それともこれは、昨年大きく上昇したことによるただの調整なのか、見極めが非常に難しい状況ですね。
今回の大幅下落は、ビットコインだけではなく、イーサリアムやリップルといった仮想通貨全般で大きな下落となりました。
その下げ幅は、ビットコインだけでも、一日で20%を優に超える下落となりました。最高値から見れば、一時半分以下の価格にまで下落しています。
イーサリアムなど他の仮想通貨も似たような下落をしています。
この下落は、仮想通貨の終わりを意味しているのか、それともただの調整でありむしろ買いの局面とみるべきなのでしょうか?
個人的には、ビットコインに関しては高くなりすぎているのではないかと思っていました。
ビットコインの価値の保存という部分に関して言えば、値段をつけることはできませんが、実用性という部分から見れば、1BTCあたり100万円以下が妥当なのかなとも思っていました。
というのも手数料の問題です。仮想通貨の実用性と言えば銀行の振込手数料などよりも安い取引手数料があげられます。
それが、ビットコインの値上がりとともに手数料が高騰し、銀行の振込手数料を優に超える状態にまで上昇していたわけです。
これではビットコインを使ってお金を送ったり送ってもらったりする意味が全くなくなってしまいます。
使う意味がなくなるという事は、その点に関しては保有する意味もないという事にもなりますよね。
という事で、仮想通貨もその仮想通貨が持つ機能について改めて着目するべきなのかなとも考えています。
株式投資もそうですが、株価を見るのではなく企業を見ろというのは、有名な投資家などの話を聞くと必ずと言っていいほど出てくる言葉です。
その為、仮想通貨もその仮想通貨を使うことでどんなメリットがあるのか、今後そのシステムは広く使われていく可能性があるものなのかという点を見ることは非常に意味があると思っています。
その点で個人的に注目しているのがイーサリアムなわけですが。
ビットコインに大きく注目が集まる昨年以前に、ブロックチェーンの技術について銀行関係者などの発言やコラムを見た時に、イーサリアムという言葉を使っているのを何回か見ました。
その時点では時価総額でダントツだったビットコイン以外の仮想通貨という認識しかなかったため、それほど気にも留めていなかった感じでしたが、よくよく考えると、今の銀行システムにとって代わる、もしくは今の銀行システムをより効率的にする可能性があるブロックチェーン技術となると、ビットコインよりもイーサリアムなのかもしれないと最近思い始めたところです。
当時、「イーサリアムが新しい金融を生み出す」みたないことを言っている人を複数回見かけていましたが、今思うとなるほどなと感じるところです。
となれば、後はそれを信じて暴落こそ買い増し?
それとも、やはり仮想通貨は怪しいと見るべき?
勇気と判断力が試される難しい局面ですね。
まさに投資の腕が試されているのかもしれませんね。
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