普通のNISAよりも、積立NISAを選択するべき?

今年から地味に?始まった積立NISA。すでに活用しているという人はいるのかな?

あまり目立っているような感じもないので、既に使っているという人はまだ少ないのかもしれないと思ってはいますが。

個人的に思うところは、通常のNISAよりも積立NISAの方が優れていると感じてます。

NISAの基となっているのは、イギリスのISAです。イギリスのISAは、イギリス国民の資産形成・貯蓄を促進させる手段として1999年4月に導入された制度です。

そのイギリスのISAに日本のNを加えて『NISA』ってことですね。

しかし、日本のNISAはその元となったイギリスのISAに比べてはるかに劣っています。

イギリスのISAは、日本のNISAに比べて。

『非課税期間の恒久化
 累積投資額の上限がない
 投資枠内での金融商品の入れ替えが可能
 預貯金も対象』

という点で違いがあります。

さすがですね、金融商品への投資というものをよく理解して作られているなと感じます。

それに対して日本のNISAは金融商品への投資というものを全くわかっていないのではないかと思ってしまうほど稚拙な制度だと感じてしまいますね。

まず、非課税期間が短すぎる、この点はイギリスのISAとの決定的な差です。

投資運用は、長期間運用することで収益性が安定してきて利益が出やすくなります。つまり投資による資産形成というのは長期投資が基本となっているわけなのに、普通のNISAはこのことを全くわかっていません。

資産形成をさせたいのか、ただリスク資産を買わせたいのか、税金を取りたいだけなのか、わけがわからない制度だと思っていました。

ですが、今回積立NISAという制度を取り入れたことで、少しだけイギリスのISAに近づけたのかなという気がします。

非課税期間が20年ですから、ISAの恒久化には程遠いけど、まあ少し近づいたのかなと。

そういう意味で、本来のあるべき制度(イギリスのISA)に似てきたという点で、普通のNISAよりも積立NISAの方が優れていると考えているわけです。

あとは、「投資枠内での金融商品の入れ替えが可能」という点でも、ISAに近づけてくれたらなと思うところですね。

日本の積立NISAの場合、NISA枠内で購入した投資信託などを売却したりした時に、NISA枠から外れてしまいますからね。

一度購入したら、ずっと同じ商品で20年間持ち続けないいけないってことですから、商品選びも重要になってきます。

しかし実際には、金融商品の世界はどんどん新しいものが誕生してくる世界ですから、20年もしたら時代遅れになっちゃったなんてこともなくもないですからね。

ISAのようにISA口座を作って、その中で取引する分には非課税みたいな制度にしてもらったほうのが、有益な投資活動ができるんだけどなと思うところですね。

今回の積立NISAは金融庁の積極的な動きによって実現されたようです。

財務省がメインになると、とても使い物にならない制度になるという事がNISAではっきりしたので、今後は金融庁主導で、国民の資産形成に本当に役に立つ制度に変わっていってくれることを期待したいところです。

FPたなか/㈱あせっとびるだーず


『お金のいろはファイナンシャル・プランニング』という独立系FP事務所で資産運用プラン策定の相談を行っています。

https://fpoffice.okane-iroha.com/

㈱あせっとびるだーず 
 代表取締役 田仲幹生 です。
【保有資格】
 CFP
 1級FP技能士
 宅建士

生命保険会社に勤め、その後税理士事務所に勤務すると同時期に、投資信託や株式投資を始めたが、2年後リーマンショックという株価大暴落に巻き込まれ、総資産の半分近くを失いました。
しかし、その後もめげずに投資と勉強を続け

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