一人一人に合った資産配分を提案し、自動で運用してくれるロボアドバイザーサービス。
ロボアドバイザーサービスと言えば、ウェルスナビやテオなどが有名ですが、中でもマネックス証券の行っているロボアドバイザーサービスには、投資している証券を貸し出すことで金利が受け取れる貸株サービスも使えるという他にはない特徴があります。
さらに付け加えれば、信用取引の代用有価証券としても使えるようです。
代用有価証券とは、通常、信用取引を行おうとすると、保証金という資金を預ける必要があります。
なぜなら信用取引とは、簡単に言えば株式投資の資金を証券会社から借りて株式を買うような取引を言いうわけですが、ただ証券会社としてもなんの財産的根拠がない所にお金を貸すわけにもいかないので、保証金という担保を必要としているわけです。
その保証金という担保の代わりに、現在保有している株式などを使うことができるというのが代用有価証券というわけです。
話が少しそれましたが、マネックス証券のロボアドバイザーサービス、『マネックスアドバイザー』は、他のロボアドバイザーサービスのようにただ資金を運用してもらうだけでなく、ロボアドバイザーサービスに投資をしている資産をさらに活用するという事もできるわけです。
(ただし、貸株サービスと信用取引の代用有価証券は同時に利用することはできません。)
これは、投資をする側からすると結構魅力的な内容です。
例えば、ロボアドバイザーサービスと貸株サービスを同時に行った場合。
ただでさえ他のロボアドバイザーサービスよりも低い『マネックスアドバイザー』の運用コストが、実質さらに低くすることができるという事を意味しています。
マネックスアドバイザーの運用コストは、年0.487%程度となっています。
そして貸株サービスの金利が、現在だと約0.10%ですから。
0.487%-0.10%=0.387%という事になりますよね。
これだと、下手なバランス型投資信託(いろんな資産に配分して投資する点でロボアドバイザーと似ている)よりも低コストという事になります。
投資信託になると、自分の裁量やリスクに合わせて資産配分を見直したりという事が全然できない完全おまかせコースになってしまいますが、マネックスアドバイザーでは、ある程度自分の裁量で運用を行うこともできるし、完全お任せコースもできるという自由度から言っても投資信託よりも優れているのではないかと思っています。
さらにコストまで投資信託よりも低いとなったら、「もうバランス型投資信託は時代遅れか?」と思ってしまうほどですよね。
また、代用有価証券の方を選択する場合にも、自分のコアとなる資産の部分はマネックスアドバイザーのポートフォリオ運用で安定的に運用し、そのコア資産を使って、信用取引を行い、少しリスクの高い取引にも挑戦してみるなんてこともできるわけですよね。
なかなか優れたロボアドバイザーサービスのような気がしてきました。
ロボアドバイザーを使うならマネックス証券でということなのかな?
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