相場はやっぱり弱いのか? シノケンリート投資法人が上場延期。

シノケンリート投資法人の上場延期

先日当サイトでも取り上げたばかりのシノケンリート投資法人の上場の話。

早くも、上場延期とのニュースが入りました。

上場を延期する理由は、

「米国長期金利上昇に対応する早期金融引き締めへの警戒感が強まる中、足許ではウクライナ情勢の緊迫化による地政学リスクなどに起因して不確実性が急速に高まりつつあり、この非常事態ともいえる市場環境においては、本投資法人の投資口の上場に伴う新投資口の発行による資金調達が必ずしも満足のいくレベルで実現できない懸念が生じております。これらの事情に鑑み、このまま上場手続きを進めるよりは、今後の市場動向を慎重に見極め、適切なタイミングでの上場を目指すことの方が、本投資法人の投資価値、ひいては投資家の利益に資するとの判断に至り、本日開催の本投資法人役員会において、新投資口発行及び投資口売出しを中止すること並びに東京証券取引所不動産投資信託証券市場への上場を延期することを決議しました。これに伴い、東京証券取引所不動産投資信託証券市場への上場承認についても取り消されることになりますのでお知らせします。」

とのことです。

正直、それほど差し迫った状況なのかと感じなくもありませんが、相場が弱くなっている雰囲気は、なんとなく感じています。


株式市場が弱気入り?

株式市場を占ううえで重要なものと言えば、やはり米国の株式市場でしょう。

すくなくとも、この十数年は米国の株式市場が世界の株式市場を引っ張ってきた。

10年ぐらい前までは、全世界の株式に投資をするインデックスファンドの米国株式の構成割合は、だいたい50%程度でした。

しかし、ここ数年は、米国株式の割合が60%近いものが多くなっています。

米国一極集中といってもいいぐらいの米国株人気です。

それほど大きな存在となっている米国株、この米国株の行方が、世界の株式市場の命運を握っているといっても決して間違ってはいないでしょう。


今回のシノケンリート投資法人の上場廃止の理由を見ると、大きく「米国長期金利の上昇など」と「ウクライナ情勢うんぬん」となっていることから考えても、日本市場に対する不安と言うよりも、米国市場を見ての不安感と言う印象を受けます。

米国市場が崩れ始めたから上場を延期する?

今回のシノケンリート投資法人についての上場延期の理由としては、個人的にはあまりよくわかりません。こう考えるのは良くないかもしれませんが、「もしかすると、ただシノケングループ関係の保有物件をリートを使って高く売り逃げしたかっただけということもあるのでは?」とも思ってしまいました。

このように米国市場へ不安感を抱いている人は、シノケンリート投資法人だけではないかもしれません。

相場の参加者に、このような雰囲気がでてくると、より投資に対して慎重になる人が増えてくることになるのかもしれません。


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