最近注目されてきた?トルコリラってどうなんだ?

最近『トルコリラ』という単語を見かけることが増えてきたような気がしています。

実は、私も少し前からなんとなく『トルコリラ』に注目していました。

トルコリラの魅力は、なんといっても高利回りという事です。

FXだと、スワップ金利が8%以上、高いところでは、11%なんて広告も見かけます。(レバレッジ1倍の場合)

外貨MMFでもトルコリラは、10%以上と金利収入としてはかなり魅力的な水準です。

外貨なので、価格変動のリスクはありますが、最近利回りが低下気味のクラウドファンディングよりも、高収益が期待できる投資先かもしれないと思っているところです。


トルコリラをめぐる経済環境?

トルコリラに投資するという事は、それはつまりトルコに投資するのと一緒です。

トルコと言えば、世界三大料理とも言われるトルコ料理があり、親日国という印象があります。

ただ、エルドアン大統領が独裁状態だと言われていたり、今はほとんど出てきませんが、ISやロシアとのからみで、かなり不安定な状態だったというイメージです。

実は、トルコリラが高利回りである背景には、トルコは高いインフレ率に悩まされていたということがあるようです。

インフレ、つまり物価が上昇し、通貨価値が下落しているという状態なわけで、トルコリラの価値は減少してきていたということです。

通貨安によって、輸入物価が上がることもあり、さらにインフレに悪影響を与えることもあって、通貨安になっている国は、金利を引き上げることで、為替を安定させようとします。

おそらく、トルコは通貨安を止めるという意図でも、金利を引き上げてきたということなのかもしれません。

その結果が、比較的手堅い債券投資でも10%以上の利回りを得られるということにつながってきたのかもしれません。

といろいろファンダメンタルを考えるわけですが、為替取引の場合は、ファンダメンタルはいつも後付けになるという印象が強いです。

つまり為替取引では、ファンダメンタルを意識するよりも、テクニカル分析に重点を置いた方がいいというのが個人的見解です。


トルコリラは下落トレンド?

トルコリラの10年のチャートです。(SBI証券より)

これをみると、少なくても10年間は、ずっと下げ続けているようです。

下げているということは、もし金利が10%付いたとしても、価格下落で相殺されてしまって、利益にならないってことです。

トルコリラに投資をするのであれば、これ以上は下がらないだろうというのが欲しいところです。

実は、最近トルコリラに注目が集まって来ている理由の一つとして、トルコのインフレが収まりつつあるという話が出てきていることも関係ありそうです。

それが理由かどうかはわかりませんが、10年間のチャートを見ても、下落するペースは徐々に落ち着いてきているようにも見えなくありません。

トルコリラ1年間のチャートです。

これを見ると、29円のところで、ダブルボトムになっているように見えます。そして、つい最近10月9日に、「トルコと米国のビザ相互発給停止」報道で急落しました。

しかし、その急落も、29.829円とダブルボトムを割るほどではありませんでした。

下落に関しては、29円のあたりで下値抵抗がありそうで、また32円を頭に、なんどか抑えられているという印象もあり、まさにレンジ相場?といった印象です。

もしこの32-29のレンジ内でずっといてくれるのであれば、10%の金利をそのまま受け取ることができるのではないか?

もし仮に、32円を上に抜けるようなことがあれば、10年超の間下落トレンドにあった、トルコリラは、上昇トレンドへと向かって行くのかな?なんて思ってしまうところです。

そんな甘くはないと思いますが、もし期待通りに動いてくれたりしたら、それこそ10%どころではないリターンを手にできそうです。

なんかワクワクしますね。


トルコリラの、もう一つ気になることが・・・。

トルコリラがそろそろ底値なのではという期待感と、高利回り水準で、もしかしたらいい投資先なのかもしれないという話はしましたが、そのためなのか、トルコリラへの投資額がここ最近増えてきているのではないかという話です。

最初に聞いたのは、とある証券会社の営業が、今トルコリラの債券を販売すると、面白いように売れるという話をしていたという噂を聞いたことです。

「今トルコリラにそんなにお金がながれているのか?」とその時思いましたが。

外貨MMFであるトルコリラMMFの目論見書を見ると、純資産残高がここ最近(2017年ごろから)急激に増加しているのがわかります。(SBI証券、トルコMMF紹介ページ

どうやら噂は、ただの噂ではなく本当である可能性が高そうだ!という事です。

トルコリラMMFなんていうマイナーな投資商品でさえこの増加額ですから、トルコ建て債券や、投資信託、FXなどを含めたら、どれだけのお金がトルコリラへ流れ出しているのかな?と想像してしまう感じです。

純資産が増えるという事は、売っている人よりも買っている人が多いという事です。

「売る人よりも買う人の方が多い。」

これは、価格が上がるための要因のとして非常に初歩的な話です。

「投資している商品は、債券が多そう?」

債券というのは、基本的に長期的目線で購入するものです。つまり、今トルコリラを購入している人のほとんどは、長期投資家なのかもしれないという想像が湧きます。

長期投資家が多い市場というのは、値下がりがしにくいと言われています。

例えば、長期保有の個人投資家が好んで選択する株式の銘柄は、高配当株や優待株が多いですが、これらの銘柄は、相場全体が下落するときでも、他より下落しにくいという傾向があります。

なぜなら、これらの銘柄を保有している人はそう簡単に売ろうとしないからです。

売ろうとしないから、買いたい人への供給が減り、価格が下落しにくいという仕組みですね。

もしかすると、トルコリラは今そういう状況に入ったのかな?

なんて想像すると、さらに下値の堅さを期待できるのかもという考えにも至ってしまいます。

すべて想像と期待の話で、プラスの内容に偏りすぎですが、もしかすると面白いものが見れるかもというワクワク感を感じています。

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