『S株 Now!』ってなんだそれ?

『S株 Now!』、また面白いものを考えましたね。

出所は、SBI証券です。人工知能(AI)とか、自動運転といったテーマを絞った投資を小口でできるという投資法のようです。

あれ?投資信託と何が違うの?と思うところですよね。


基本は投資信託なのか?

『S株 Now!』、基本的な考え方は投資信託と似たような感じなのかなと。

ただ、投資信託と違うのは、すでに出来上がったファンドを買うのではなく、テーマごとに銘柄をパッケージングされたものを、注文時に一気に買うという感じのようです。

例えば、人工知能というテーマに投資をしようとおもった場合、人工知能に関連する銘柄がいくつか当てはまってくるわけですが、そのうちの1社を選んで投資するのでは、その1社の固有リスクでテーマとしてのリターンが期待できるかどうかわからないところがあります。

そこで使える投資戦略が分散投資です。複数の同じテーマを持った銘柄に投資すれば、個別株のリスクを軽減させて、テーマが稼ぎ出すリターン分をより期待できるようになるわけです。

しかし、分散投資をするには、多額の資金が必要になります。

1銘柄の最低投資額が10万円だとします。それを10銘柄集めたら、最低100万円の資金が必要となることになります。

こうなると、中々投資することも簡単にはできなくなってきますよね。

そこで利用するサービスが、単元未満株(S株)というやつです。

普通に株式投資をしようとすると、最低投資株数は、100株とか1000株といった株数(1単元)で取引することになります。

もし1株4000円の銘柄だとしても、仮に100株が最低の取引株数だとすると、40万円の投資資金が必要という事になります。

ですが、S株を利用すると、1株から取引することが可能なため、上のケースだと4000円から株式投資ができることになります。

そうすることで、少額でも複数の銘柄への投資が可能になるわけですね。

これは、フィンテックの力なのでしょうか?

まぁ、ここまでの話を総合すると、これって「ほとんど投資信託じゃん!」って感じです。


投資信託と何が違う?

投資戦略の基本発想は、ほとんど投資信託ですよね。

大きな違いと言えば、手数料です。

投資信託には、信託報酬手数料という運用中に継続的に発生する手数料が存在しますが、『S株 Now!』では、ただの株式投資のため、信託報酬手数料といったコストはかかりません。

また、SBI証券では口座管理手数料といったコストもかからないため、株式保有中に係るコストは0円という事になります。

これはちょっと魅力的な話かもしれません。

ただ、投資信託の買付手数料にあたると言える、S株の売買手数料はかかってくるようです。

S株取引の手数料は、0.5%だそうです。仮に10万円投資する場合、10万円×0.5%=500円ということです。

投資信託の中には、1%とか2%、高いものでは3%超えるようなものもあることを考えると、『S株 Now!』の手数料は低くも感じます。

どうやらコストの面では、投資信託よりも勝っている感じですね。

投資信託の中には、テーマ型の投資信託があります。ただテーマ型の投資信託はコストが高めに設定されている印象があるので、テーマ型投資信託を買うなら『S株 Now!』の方が有利なのかもしれませんね。


『S株 Now!』を使ってみる?

もともとテーマ型投資ということをしない私が、『S株 Now!』を使うことはないだろうなと思います。

ただこのサービスがさらに拡充されて、テーマに『バリュー投資』とか『高配当投資』なんてものが出てくることになったら?と想像してしまうところはありますね。

そしてフィンテックの力を使えば、それも不可能ではないのだろうなとも思ったり。

いや~、ITってホントすごいですね。

今まで当たり前のようにあったサービスを次々と破壊?して、もっといいものをどんどん生み出していってしまう!

今の私のポートフォリオには、なぜかIT銘柄が含まれていない(わざとじゃありませんよ!気が付いたらそうなっていただけです!)ので、これはITのことをちゃんと考えないといけないねと思う次第です。

そもそも、ITを強く意識するようになってきたのは、ビットコインの影響が大きいのですが。

FPたなか/㈱あせっとびるだーず


『お金のいろはファイナンシャル・プランニング』という独立系FP事務所で資産運用プラン策定の相談を行っています。

https://fpoffice.okane-iroha.com/

㈱あせっとびるだーず 
 代表取締役 田仲幹生 です。
【保有資格】
 CFP
 1級FP技能士
 宅建士

生命保険会社に勤め、その後税理士事務所に勤務すると同時期に、投資信託や株式投資を始めたが、2年後リーマンショックという株価大暴落に巻き込まれ、総資産の半分近くを失いました。
しかし、その後もめげずに投資と勉強を続け

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