重要なのは職業よりも生活コスト?

日本FP協会の支部活動(生活者向けセミナーの運営)の際に、面白い話を聞きました。

一般消費者向けに、お金の勉強をしようという事で、ロバートキヨサキのキャッシュフローゲームというのを行っていました。

ロバートキヨサキさんは、『金持ち父さん貧乏父さん』という本を書いてベストセラーになった、結構有名な方ですが、そのロバートキヨサキさんがお金の流れを身につけるためにと考え出したボードゲームが、キャッシュフローゲームです。

そのゲームで上がるために、必要なことは何か?

「好きな職業を選べるとしたら、何を選ぶ?」と聞かれました。

手札には、『パイロット』『医者』といった高所得の職業から、『ビルの管理人』『トラックの運転手』といったものまであります。

「普通に考えれば、『医者』とかだよなぁ~」と思うところですが、現実の『医者』は結構ハードな仕事だと聞いてもいたので、「できれば楽に稼げるといいんだけどなぁ~」というのもあり、『ビルの管理人』を選びました。それと、なんとなく引っ掛けだなぁと感じたのもありましたが・・・。

そしたら、その通り、『ビルの管理人』や『トラックの運転手』を選んだ方が楽に上がれるという事でした。

『上がる』というのは、ラットレースから抜け出すことを言うらしいのですが。

ラットレースとは、働いて稼いでお金を使ってしまって、また働いてという循環から抜け出せない状態。つまり働いても働いても資産が一向に貯まらない状態と言えます。

なぜラットレースというのかというと、『回し車の中で、クルクル回っているネズミに似ている』という事のようです。なんか想像するとちょっと皮肉ですよね。

でも、ラットレースから抜け出すには、高収入の『医者』や『パイロット』の方がいいじゃないか?と普通だったら考えます。

ですが、重要なのは、収入よりも生活コストなのだそうです。

『医者』や『パイロット』という職業の人は、その高い収入分、生活コストも高くなっているため(少なくともキャッシュフローゲームでは生活コストが高く設定されています)その生活コストを賄うことが大変なのだそうです。

対して、『ビルの管理人』や『トラックの運転手』は、たいして生活にお金がかからなくなっています(少なくともゲームの上では)。

特に『ビルの管理人』なんて、キャッシュフローゲームの数ある職業の中で最低の生活コストになっています。

この最低限の生活コストが、今後不動産投資などで増えていく収入をより膨らませていくことに多大な影響を与えてくるということのようです。

想像してみるとなんとなくわからなくもないですよね。

「お金持ちなんだけど、見た目は質素」

よく聞く話ですが、もしかすると「質素だから、お金持ちになれた」が正しいのかもしれません。

高収入で、派手な生活よりも、質素な生活でコツコツを資産を増やした方が、早くラットレースから抜け出せるというのも、これまた皮肉な話に思えます。

「一生懸命勉強して、いい会社に入って」という話は何だったのか?(すでにそういう時代ではなくなっているかもしれないけど・・・)

まぁ、所詮はゲームの話なのかもしれません。

でも、そう言えば、日本の大金持ち本多静六は確か、まさにそんな感じで大金持ちになっていったんじゃなかったっけ。

0コメント

  • 1000 / 1000