REITだけが高分配なわけではない。上場インフラ投資法人も魅力的?

高いインカムゲイン(分配金収入)が得られる投資先としてリート(REIT)が人気です。

リートは、賃貸用不動産などに投資をして、その賃料などで得た利益を分配することで、高いインカムゲインを生み出しています。

実は、似たような仕組みで、不動産ではなく太陽光発電などの社会インフラに投資をしているものがあります。

それが、『上場インフラ投資法人』です。

上場インフラ投資法人は、高い分配利回り?

2016年から上場し始めた比較的新しい投資先である上場インフラ投資法人。

太陽光発電などに投資を行い、売電収入などを分配金として利用していることもあり、そこそこに高い分配金利回りが得られるようになっています。

太陽光発電投資といえば、安定した高リターンの投資として一時期ブームにもなりました。

2019年12月時点の分配金利回りの例として

タカラレーベン・インフラ投資法人 分配金利回り 5.99%

いちごグリーンインフラ投資法人 分配金利回り 5.64%

 ・日本再生可能エネルギーインフラ投資法人  分配金利回り 6.11%

                       (2019/12/20時点)

今上場している上場インフラ投資法人のほとんどが、年利5%以上、分配金利回りとしては申し分ない感じです。

上場インフラ投資法人ってなに?

上場インフラ投資法人とは、太陽光などの再生可能エネルギー発電設備やその他のインフラ資産等を投資対象としたインフラファンドです。

そのインフラファンドを株式市場に上場することによって、株式市場で誰でも取引できるようにしたものとなっています。

ざっくり言えば、太陽光発電所へ投資するREIT(不動産投資信託)みたいなものです。

さらにイメージしやすくすれば。

土地や太陽光発電所を買わなくたって、太陽光発電投資で売電収入が得られる投資って感じになります。

REITと同様に、現物の不動産や太陽光発電所へ直接投資するよりも、上場する有価証券という形を取ることで、様々なメリットが生まれています。

①少額で始められる。

②借入をしなくてもインフラ投資ができる。

③証券取引所に上場しているので、いつでも売却、現金化ができる。

④修繕費などの支出がいらない。

⑥管理に手間がかからない。

メリットがあると、それ分ファンド運営者への手数料などのデメリットも出てくるわけですが、太陽光発電所を建設して太陽光発電事業を自分で始めようとするのは、素人にはなかなか見えていないリスクもあるものです。

たとえば、太陽光発電施設に故障などがあった時の対応をどうしたらいいか、売るのもすぐに売れるかどうかわからないなどといったリスクを、何も知識も経験もない一個人が背負うことになるのは、なるべく避けた方が賢明ではないかと思います。

その点、上場インフラ投資法人は、そういったリスクへの対応をすべて他者に任せてしまえて、ダメだと思ったら、すぐ株式市場で売却することもできるわけですから、こんなにお手軽な太陽光発電投資はないかもしれません。

上場インフラ投資法人の投資先は太陽光発電だけ?

現在の上場インフラ投資法人のほとんどが、太陽光発電所へ投資をしています。

ただ、上場インフラ投資法人は、太陽光発電所だけが投資先と決められているわけではないので、今後いろんな投資先に投資する上場インフラ投資法人が出てくるかもしれません。

そもそも、上場インフラ投資法人は日本だけの仕組みではなく、アメリカなど他の国にも存在しています。

むしろ、アメリカなどで、この上場インフラ投資法人のような仕組みは35年以上の歴史のある投資先で、インフラ投資法人というよりもMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)という名前の方が有名なのかもしれません。

MLPは太陽光発電以外にも、石油や天然ガスのパイプラインや、エネルギー資源開発を行っている業者への投資や貸付を行っているものなどもあります。

このような、エネルギーなどのインフラへの投資は、私たちの日常に密着しているだけあって、安定したキャッシュフローを生み出すことが最大の魅力です。

つまり、インフラ投資法人への投資は、基本的にリートと同じような、安定した分配金を得ることを目的とした投資になるわけです。

今は、リートの方が有名かもしれませんが、リートと似たような高利回りが期待できる投資先として上場インフラ投資法人にも注目してくる人が増えてくるかもしれませんね。

FPたなか/㈱あせっとびるだーず


『お金のいろはファイナンシャル・プランニング』という独立系FP事務所で資産運用プラン策定の相談を行っています。

https://fpoffice.okane-iroha.com/

㈱あせっとびるだーず 
 代表取締役 田仲幹生 です。
【保有資格】
 CFP
 1級FP技能士
 宅建士

生命保険会社に勤め、その後税理士事務所に勤務すると同時期に、投資信託や株式投資を始めたが、2年後リーマンショックという株価大暴落に巻き込まれ、総資産の半分近くを失いました。
しかし、その後もめげずに投資と勉強を続け

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