円安になるのが当然?財政問題で円の価値は下がるって本当?

米国と北朝鮮の関係悪化?から、安全資産への逃避姿勢が出てきたためか、円と金とビットコインが上昇しています。

特にビットコインなんて、1,2ヶ月で2倍近くになるという値動きを見せるなど、とても激しいものになっています。

円も、世界の基軸通貨ドルと比較すると、円高に動いています。円はどうやら安全資産としてみなされているようです。


円は安全じゃないという話を聞くんだけど?

円の話になると、日本の財政の問題が必ずといっていいほど出てきます。

「日本の財政は危ない、だから円は安全ではない資産と見なされ、いつか大きな円安が来るはず」という話です。「そして、ハイパーインフレが起こる」というのが多いですね。

ちょっと前にも、「プルデンシャル生命の営業の人に、円安が来るからドル資産を買っておいた方がいいと言われて、ドル建ての保険を勧められたんだけど、ほんとに大きな円安が来るの」と数人から聞かれたことがありました。

そういう質問をされたとき、私はだいたい「為替ってそんな単純には動いていないよ、だいたい相場なんて実際に動いてみないとわからないこと多いしね」と言ったりしました。結論を言えば、「そんなのわからないよ」ってことなんですが。

実際に、日本の財政を危険視している人はとても多いです。それは、国内の人だけではく海外から見てもそのようです。日本の債務の対GDP比なんてものを見せられると、これはやばいなと誰でも思う数値です。

しかし、ここ最近「日本の貸借対照表を見れば、日本の財政に問題がないことがはっきりわかる。負債が多いと言っても、その分資産も多いから日本は破綻しないどころか、世界で最も健全な貸借対照表だ」という人が増えてきて、日本の借金問題ない説が出てきています。

でも、この話も円安が起こらないものだから、その理由を無理やり探してこじつけた可能性は?なんて気もしなくもないんですよね。

結局のところ、名言通り「バブルは、弾けて初めてそれがバブルだったことがわかる」ってことなのでしょう。

とりあえず、現状の事実から考えると、少なくとも私の知るかぎりリーマンショック以降は、世界に危機が訪れると、円高へ動くという傾向があることには間違いありません。理由は考えません。

危機が訪れると円高に動くという傾向があるという時点で、少なくても今は「円という資産は危機に強い⇒安全資産として持てる」ということです。


FXは、常に円買いで取引していれば必ず勝てるという話。

もし円安になるのが当然なのだしたら、円売りドル買いのようなポジションを取るのが当然です。

そして、FXをやっているほとんどの人がそういうポジションを取っていることが多いと思います。

基本的に、投資をするときには、買うというのが当然の意識なわけで、円を持っているなら、ドルを買おうと考えるものです。なので、なかなかその反対のポジションというのは取りづらいのもわかります。

それともう一つ、円売りで入りたくなる理由に、金利の問題があります。円売りで入ればどの通貨を買っても、金利(スワップポイント)が付くのでお得感があります。たいして、円買いで入ってしまうと、金利(スワップポイント)を支払わなければならないので、なんとなく気分が良くないものです。

実際にその感覚というのは理屈で考えれば錯覚でしかないことなのですが、どうしても割り切れない、人の弱い部分ですよね。

それを割り切って、円買いで入れば、FXは勝てるという人がいました。

実際に、私がインヴァスト証券のトライオートFXでドル売り円買いで行っている取引は、確かに利益が出ています。円買いで取引すれば、FXは勝てるというのは意外と的を得ているのかもしれません。

為替というのは、教科書通りインフレの通貨(通貨価値が下がっている)を売ってデフレの通貨(通貨価値が上がっている)を買えばいいってことなのかもしれません。
ただ、FX取引は金利というものでその差を調整してしまっているから、どっちに張ればいいといった優位なものはないとも言われています。(つまりFXは確率的には勝つことが不能な取引だという話)むしろFX業者に手数料を取られていることを考えると、マイナスサムゲームだとも言いえます。

まぁ、その話については今回置いておくにしても。

投資の大原則に、人と異なるポジションつまり、リスクを取っている者には、そのリスクを取ったことに対して報酬が与えられるという話があります。

FXで、常に円買いを行っていれば勝てるというのは、人が取らない、もしくは取りづらい円買いというポジションを取っていることによる報酬を得ているということなのかもしれません。


そもそも通貨価値って、物価によるんだよね。

価値って何なのと言われると、なにかと交換するときのレート?、例えば、それが卵を基準に考えた時に、卵何個と交換できるのかといったものなのかな?

このたとえもちょっとおかしなところがあるけれど。

日本で生活していると、円という数字が価値の基準になってます。でも見方をかえ、物から円を見れば、円の価値が変動していることにも気が付きます。

つまり物の値段が円に対して下がるという事は、円の価値が上がっているという話になるわです。

物価が下落すると円の価値が上がっているのだから、デフレが続いている円の価値は今まで下がってこなかったという事になります。

もしかすると、円という資産が安全資産として見らているのは、価値が下がらないという特徴から、世界中の資産の値段が下がりそうなときは、円という価値が下がらない資産にして資産の価値を守ろうという事なのかもしれません。

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