貸株サービスを利用すると二重でお得。株式投資の裏技?

貸株サービスって知ってますか?

貸株サービスは、株式投資の収益力をさらに高めることが出来るサービスです。株式投資の配当金、売却益に加え、貸株サービスを第3の収益源として利用しましょう。

貸株サービスとは、どんなサービスなの?

簡単に言えば、貸株サービスとは所有している株式を証券会社などに貸し出すことで、その賃貸料としての金利を受け取れるサービスです。

A社の株式、100株を甲証券会社に貸し出すことで、甲証券会社から、その100株の時価に応じて金利が支払われるようになっています。

つまりは、塩漬け株のような、売るに売れなくなってしまったような保有株式でも、貸株サービスを利用すれば、多少なりともリターンを得ることが出来るというわけです。

貸株サービスの金利収入の原資は何?

証券会社に株式を貸すと、その証券会社は、また他の投資家にその借りた株式を貸し出します。

信用取引で、『売り』注文した時に発生するコストとして、『貸株料』というのがあるのは、ご存知でしょうか?

つまりは、貸株サービスで受け取る金利収入というのは、他の投資家が信用取引で『売り』注文を行うことによって発生する貸株料を受け取っているというわけです。

ということは、貸株をすると、誰かがその株式の売りを行うことになるわけだから、保有株式の株価が下落することに加担しているのではないかとも言えるわけです。

しかし、株式市場では流動性という、株式が頻繁に売買されることによって適正な価格付けが出来ているという考え方もあるので、保有したまま『売り』も『買い』も行われない動かない株式となってしまうことは、適正な価格付けを損なっていると考えることもできます。

貸株サービスを行う上での注意点!

貸株サービスでは、株式を貸し出すと、その株式の所有者としての名義は貸している人ではなく、借りた人になります。

つまり、株式を貸し出すと所有者ではなくなるという事は、株主優待や配当金といったものを受け取る権利がなくなることを意味します。

もし、貸株サービスを利用していて、株主優待や配当金を受け取りたい人は、権利付最終日と言われる日までに貸している株式を返してもらって、所有者が自分である状態にしなければなりません。

これが、貸株サービスの一番のデメリットになります。

ただ、配当金が全く受け取れなくなってしまうのかというと、そうではなく、貸株金利の一部として、配当金相当額というものが受け取れるので、配当金を受け取るのと似たような効果はあります。

しかし、貸株金利収入と配当金は、課税上の取り扱いの違いがあり、貸株金利として入ってくる配当金相当額は、配当金から源泉税を控除した後の金額となり、所得の種類としては雑所得として確定申告するようになっています。

ということは、配当控除や繰越損失などの配当金の税制が使えないことも意味するわけなので、基本的には、配当金相当額ではなく、配当金として受け取ったほうがメリットはあると考えます。

証券会社の破たんすると貸した株が返ってこない?

貸株サービスを利用しているときに、株式を貸した証券会社が破たんするようなことになった場合には、貸した株式を失うリスクもあります。

株式を、普通に保有している時は、証券会社が破たんするようなことになっても、分別管理や投資者保護基金などによって、顧客の資産が証券会社の資産とは関係なく守られているので、保有している株式を失うようなことにはほぼなりません。

ところが、貸株サービスを利用して、株式を貸し出している間は、分別管理にはならないので、もし証券会社が破たんするようなことになった場合には、その株式を失ったり、財産を失ったりするリスクが出てきます。

貸株サービスで、手取り収入を増やそう!

貸株サービスを利用することは、リスクが伴うことも事実です。

しかし、貸株サービスを利用することで収入が増えることは、かなり魅力的だと思います。

ましてやその収入というのが、定期的に入金されるインカムゲインであるという事も重要なポイントです。

株式投資の教科書ともいえる『株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド』という本では、配当金の再投資が株式投資のリターンに大きな影響を与えると言っていました。

また、高配当戦略は、市場平均のインデックスを長期的に上回るということも、さまざまなデータで検証されていて、実際高配当銘柄で組成されたインデックスファンド(ダウ・ジョーンズ 好配当株式指数や野村日本株高配当70などといったインデックス)は、市場平均のインデックス(NYダウやTOPIXといったインデックス)を上回る成績を上げているようです。

つまり、配当金にプラスアルファで貸株金利というインカムゲインを受け取ることは、株式投資を行っていくうえで、とても力になってくれることと思います。

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