銀行口座選びは、利息よりもポイント!?

最近、ネット銀行などで、サービスを利用するたびにポイントで還元するところが増えてきました。

銀行預金や定期預金に預けても、ほとんど利息が付かないのが当たり前のようになってきましたが、今の銀行口座選びの基準は高金利などの言葉ではなく、ポイント制の使いやすさになってきているのかもしれません。


ポイントが貯まる銀行?

ポイントが貯まる銀行の一例

楽天銀行 サービス利用で楽天スーパーポイントが貯まる

住信SBIネット銀行 サービス利用でスマートプログラムのポイントが付与される。

イオン銀行 サービス利用でWAONポイントが貯まる

新生銀行 サービス利用でT‐ポイントが貯まる

ポイントが貯まると言っても、その使いやすさは重要だと思います。楽天スーパーポイント、WAONポイント、T-ポイント、どれも使いやすいポイントではありますが、中でも住信SBIネット銀行のスマートプログラムによるポイントは、現金に交換可能ということなので、最も利用価値が高いのかもしれません。

ただ、楽天スーパーポイントも2017年夏にでも投資信託の購入に使えるようにする予定だということなので、ポイントの資産価値としては現金とほとんどかわらなくなってくるのかもしれません。


住信SBIネット銀行のスマートプログラムと金利の比較

ほとんど現金に近い住信SBIネット銀行のポイントと預金の利息を比較してみると。

住信SBIネット銀行のポイントは、

①年金、給与などの受取 30ポイント

②クレジットカードなどの口座振替 5ポイント

③外貨積立(月10,000円以上) 10ポイント

④純金積立(月5,000円以上) 10ポイント

となっています。つまり全てのサービスを利用することで、月55ポイント、年間660ポイント貯まるということになります。

今の普通預金金利0.001%で660円の利息を得るためには、6,600万円も預金しないといけないことになります。

こうなると、預金金利よりもポイント制に目を向けることが、お得な銀行口座を見つけるポイントになってくる感じもします。

しかし、ポイントは利息と違い使用期限などが設けられている場合が多いので注意が必要です。

ちなみに、住信SBI銀行のポイントが、現金に交換できるのは500ポイント以上からとなっています。また、ポイントの有効期限は、ポイント付与月の翌々年度3月末ということですから、早くて2年程度、長くても3年以内に現金に交換しないとポイントが失効してしまうということになります。

これは問題です。早くてほぼ2年以内に500ポイント貯めないといけないわけですから、最低月20ポイントぐらいは付くようにしないといけないということになりそうです。

つまり、①の年金や給与の受取は、確実にやっておきたいところになりそうです。ただ、年金や給与がなくても、定額自動入金サービスも対象だということなので、他口座から振り込まれるようにすることで対応することもできそうです。


ポイントで預金利息以上を稼ぐ注意点。

ポイントの還元率で銀行口座を選ぶ場合、先にも書いたように、ポイントには使用期限や交換最低ポイント数といったものがあったりするので、ただ単純に還元率だけで考えてはいけないという注意点があります。

住信SBIネット銀行の場合、もし外貨積立や純金積立をやる気がない場合には、最低交換ポイント数まで貯まるのに相当時間がかかってしまい、期限以内に交換することを忘れてしまうといった恐れもありそうです。

そういう点からすると、楽天スーパーポイントやT-ポイントといったポイントの方が使いやすいのかもしれません。

銀行のサービスでポイントとして利息みたいなものが付いてくるとなると、ついポイント欲しさに本当は必要ないと思っていた外貨預金とか純金積立とかに手を出す人も出てくるのかもしれません。

そもそも、外貨預金をやるならば、FXの方が手数料や金利(FXの場合はスワップ金利)は有利な条件になっているし、人によっては税金や社会保険料の面でもFXや外貨MMFよりも不利になることもあります。

つまり、外貨投資を目的とするならば(外貨積立というサービス自体投資目的でしょうけど)外貨預金を選ぶ理由はほとんどないということです。

また純金積立も同じです。金投資というのは基本的に利益を得る目的で行うものではありません。投資の神様とも言われているウォーレン・バフェットは、金には投資しない主義だと言っています。なぜなら「金自体は何も生み出さないから」と言っています。

金へ投資する目的は、資産保全やポートフォリオのリスク軽減が本来の目的であるはずです。投資の神様が言う通り、わざわざなんの目的もなしに投資をする意味はないと思います。

ポイントという目先の利益に惑わされて、大切なお金を不利なところに置いてしまわないようよく考えてみる必要はあるのかもしれません。

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