インデックス信者や分散投資信者ではお金持ちになれない?

資産運用をしようと思った動機は何ですか?

銀行預金よりも少しでも有利なところにお金を預けたいと思ったから?

高いリターンを求め、お金持ちになりたいと思ったから?

もし、高いリターンを求め、お金持ちになりたいと思って資産運用を始ようと考えるのであれば、インデックス信者になることや分散投資に期待するのはやめた方がいいのかもしれません。


最初はインデックス投資と分散投資から始めたけれど・・・。

私も、お金持ちになりたいという淡い期待を抱いたことが資産運用を始めたきっかけでした。

しかし何に投資をしたらいいのだろう?という問題がありました。

そんな中で出会ったのが、インデックス投資と分散投資でした。というのもアクティブ運用はインデックスに勝てないという話を知ったことと、現代ポートフォリオ理論というノーベル賞をとった理論では、分散投資をすることでリスクを軽減しつつリターンを効率よく高めることができるという話を知ったからでした。

そして選んだ最初の投資先は、世界の株式や債券、リートのインデックスファンドに分散投資されたバランス型投資信託へのドルコスト平均法での積立投資でした。

投資を始めてからは、そこそこに順調ではありましたが、投資本を読んだり、いろいろ調べたり、投資をしながら感じたりすることがあった中で、どうやらこの選択は最適解ではないのかもしれないと思い始めたころにサブプライムショックが起こり、そしてリーマンショックに巻き込まれることになりました。


インデックス投資への懐疑心

リーマンショックに巻き込まれていたころ、インデックス投資や分散投資をしても、金融危機に巻き込まれれば、すべての資産が大きく変動するし、確かにリスクは軽減できているのかもしれないけれど、投資手法を変えることで、ある程度自分でリスクをコントロールすることもできるのではと考えるようになりました。

そもそも、インデックス投資には、本来投資すべきではないと誰もが感じるような銘柄も含まれているという欠点があると思います。

実際、株式投資をするにあたって個別銘柄のリスクは投資先を20銘柄程度に分散すれば、十分に軽減できるという話を本で読みました。つまりリスクがほぼインデックス投資に近い投資ができるという事です。

だったら、本来自分が投資したいと思えないような企業の銘柄を省いて、自分で20銘柄を選択して投資をした方が効率がいいのではないかと考えるようになりました。

調べてみると、アクティブの投資信託でも、銘柄数を抑えて投資先を厳選している投資信託はインデックスよりも高いリターンをあげているようです。

自分で銘柄選択して投資をすれば、インデックス投資よりも効率的で、しかもインデックス投資よりも低コストでの投資ができるはず。つまりインデックス投資なんかしないで、ほぼインデックスに近いリスクに抑えた(10~20銘柄程度に投資)自分なりのファンドをつくるイメージで投資をした方がいいように思えてきました。

実際にやってみると、20銘柄となるとさすがに多くの資金を必要とすることになるので中々できないことですが、投資先をきちんと吟味すれば、10銘柄程度でも十分インデックス並みのリスクに抑えられるという感覚があります。

そして、吟味した投資先が正しければ、インデックス並みのリスクで、インデックス以上のリターンを得ることも、決して不可能なことではないと思っています。

インデックス投資は、決して最高の投資法などではなく、ただ無難なだけの投資法だと今では考えています。

そもそも、インデックス投資はどんなに頑張っても平均点にしかなりません。お金持ちになりたいという希望があるのであれば、平均点以上の点数を狙いに行かないとお金持ちになんてなれるはずないですよね。


分散投資は必要か?

分散投資はリスクコントロールのための方法のひとつでしかありません。

つまり他にリスクをコントロールする術があれば、分散投資に頼る必要はないと思うようになりました。

そもそも、例えばの話、投資先を株式と債券に分散してしまうと、本来株式投資が持っているリターンを軽減させてしまうことになります。

リターンを求めるのであれば、低リターンの債券に投資をする必要はないはずです。高リターンが期待できる投資先である、株式投資にできるだけ集中させた方がいいことは間違いありません。

株式投資には債券投資以上の値動きをするというリスクがあることは確かです。でもその話は1年とか5年とか短期的な話です。

何年で資産を形成していくつもりかにもよりますが、10年以上の投資期間を想定しているのであれば、そんな短期的な話は考える必要がないようにも思うようになりました。

ジェレミー・シーゲルの書いた『株式投資第4版 長期投資で成功するための完全ガイド』によれば、17年以上の投資すれば、株式投資は債券投資よりもリスクは少ないと言っています。

この話は米国株式が中心なので日本株にもあてはまるかどうかは微妙なところかもしれませんが、日経平均などのインデックスではなく、優良銘柄だけでつくったポートフォリオ、自己流NYダウみたいな感じで投資をすれば、当てはまる話ではないかと考えています。

つまり、十分な投資期間があるならば分散投資はかえって逆効果になると思うようになりました。

あまり分散投資を意識せず、その時その時で有利だと思う投資先を探して投資をしていれば、気が付いたら分散投資になっていたなんてことだってあり得ます。

リスクをコントロールするために分散投資をするのではなく、その時その時で有利な投資先はどこかを考えて行動していれば、自然とリスクコントロールもできているはずというのが、今の感覚です。


本来の投資の姿に戻るべきということなのかも?

今、学者や評論家が、インデックスや分散投資を高く評価しているように感じています。

AIによる投資何てものも出てきて、ポートフォリオの最適解を求めてインデックスへ投資するなんてものもあります。

しかし、インデックスが流行ることで、インデックスの中に含まれる、本来そこまで買われるべきでない銘柄や投資先にまでお金が流れ込むということが起こります。

そうなると、ちょっとおかしな話かもしれませんが、インデックス自体が割高になってしまうという問題が起こってきます。

そもそも、インデックス投資の基となる考え方である効率的市場仮説とは、いろんな立場、考え方、投資目的、投資手法などを持ったたくさんの人たちが、一つの情報に対して、自分たちなりの捉え方、考え方でもって個々の銘柄を市場で売買しあうことで、本来あるべき価格に落ち着くという話のはずです。

それなのに、そういった点を無視してインデックス投資にばかり資金が集まることになれば、市場の効率性が失われて、インデック自体が本来の価格からかけ離れてしまうという矛盾が存在しているような気がします。

インデックスを信条とすることで、インデックスを狂わせるという何とも言えない話ではありますが、インデックスブームにはそいうリスクをはらんでいるように思います。

分散投資も同じです。何も考えず、ただいろんな資産に分散して投資すればいいでは、本来の価格よりも高い価格で取引されることになるアセットクラスが存在することも考えられます。

人よりもお金を儲けるためには、人と違うことをするか、人にできないことをするかの2つしかないように思います。

インデックスや分散投資が優秀だからと安易にとらえて、人と同じことするブームに乗っかってしまっていては、結果的に良い投資にはならないということだと思います。



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