クラウドファンディングで新興国へ投資する。

新しい投資の形として、徐々に市場を広げている融資型のクラウドファンディング。

クラウドファンディングには寄付型、購入型、融資型があり、中でも融資型クラウドファンディングとは、貸し手と借り手が直接インターネット上で資金を融通しあうことで、間に金融機関を通さないことやITを使い、コスト負担を軽減することで、高利回りが期待できるという特徴があります。

融資型クラウドファンディングの仲介を行っている業者には、中小企業への融資を中心にしているものや、不動産投資を中心にしているもの、太陽光発電などの自然エネルギーへの投資を中心にしているものなどがあります。

そんな中でも、融資型クラウドファンディング仲介業者のクラウドクレジットは、新興国への貸し付けを行っているという特徴的な業者です。

(新しい資産運用?クラウドファンディングって?)


新興国への貸付って大丈夫なの?

新興国と聞くと、日本やアメリカに比べて、危ないのではないかというイメージがあるかもしれません。

確かに、紛争や政局の安定性とか、貧しい人々の様子とかをイメージしてしまうと、そういう国々に貸付を行うことに不安を感じるのは当然です。ですが、新興国の中には日本やアメリカに比べて、ずっと経済成長力が高い国もあります。経済成長力が高いということは、資金を必要としている人も多いことを意味します。

クラウドクレジットでは、日本で眠らせているような資金を、本当にお金を必要としている人たちへ資金を提供しあう仕組みとなることを目的としています。

そもそも、お金は循環させてこそ意味のある、価値のあるものだと言えるので、こういう仕組みというのは、重要なものなのかもしれません。

新興国へ投資する方法として、代表的なものには、投資信託やETFなどで新興国債券や新興国株式に投資する方法があります。

しかし、これらの投資先は、新興国の中でも大手の企業であったり、国そのものであったりするため、本当に資金を必要としている事業者や個人へ資金がいきわたっているかはわかりません。

その点、融資型クラウドファンディングを使うことで、直接、事業者や個人へ資金を提供することが可能になるというところはクラウドファンディングというサービスならではのようにも感じます。

それと、新興国では、日本のように収入をサラリーマン一本に頼って生活しているというのはあまりないという話も聞きました。新興国では国自体のリスクというのを意識せざるを得ない環境にいるため、生活者はリスクに敏感になり、収入を複数のルートから得られるようにリスク分散をしていたりするそうです。

最近日本でも、副業や資産運用が意識され始め、勤めている会社だけに頼った生活設計から少し変化してきている様子も見られるようになりましたが、それと似たような感じということかもしれません。

つまり、新興国の人々は、我々が考えている以上にリスクに敏感であり、リスク管理がしっかりしているということかもしれません。


新興国への投資は高利回り。

利回りの考え方には、政策金利(景気や経済成長)、貸付期間、資金の需給、そして信用リスクなどが影響して決まってくると考えられています。

新興国への投資は、政策金利も先進国よりも高く、資金も供給より需要の方が多かったり、信用力も当然、先進国よりも低くいです。

つまり、先進国よりも利回りが高くなる条件がたくさんあります。

実際に、先進国国債の平均利回りが、年2~3%程度なのに比べ、新興国国債の平均利回りは年5~6%程度あります。この利回りの差は、複利で運用した場合、30年もすると倍以上の差がつくことになります。

さらに、クラウドクレジットが提供している新興国への貸し付けを行うファンドは利回りが年10%以上のものがほとんどです。

確かに、リスクはありますが、魅力的な高い期待利回りだと思われます。

ちなみに、利回りが年10%ということは、7年でほぼ投資金額が2倍になる計算です。14年だと4倍。21年だと8倍。そして28年後には16倍になります。

もし最初に100万円を投資した場合、28年後には1,600万円ということです。


クラウドクレジットに投資してみた。

クラウドクレジットで取り扱いが多いファンドは、ペルーの小口の債務者を対象としたもので、運用期間が約3年間、返済方法は毎月利息と元金の一部を受け取るという仕組みのものです。

利回りは、貸し倒れと言って貸したお金が回収できない可能性を考慮して計算したうえで、11%ぐらいと高利回りです。

クラウドクレジットが取り扱っているファンドは他社のクラウドファンディング仲介業者と比べても、高い利回りになっています。これは新興国を対象にしているということが大きいように思います。

さらに、為替ヘッジの機能がついているため、為替が変動して元本を毀損するという恐れも軽減されているところもうれしい機能です。(というかそういうことがないような仕組みになっています。)

今までのところ、返済が遅れるというケースはありましたが、投資した資金が返ってこなかったというような事例には遭遇していません。

株式投資や投資信託に比べても、元本保全の安定性の高さを感じます。また、利回りが10%以上と下手な投資信託よりも、ずっと高利回りなことも嬉しいポイントです。

クラウドクレジットのファンドに投資する場合、日本ではない海外に投資をする以上、為替変動の問題が出てきます。

クラウドクレジットが取り扱っているファンドのほとんどが、為替ヘッジ機能を付けたものや円建てのものになってはいますが、一部のファンドは、為替リスクがそのままになっているものがあります。

FXなどのように日々評価額を計算して表示してくれたりしないため、為替の変動になれていない人にとっては、よくわからないリスクになりそうな気がします。

リスクは分散したりすることで、軽減するものですが、為替に慣れるまでは、為替ヘッジ機能の付いたファンドや、円建てのファンドから選択したほうがいいかもしれません。

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