SBI証券の大きな弱点?
SBI証券で始まった新しいサービス、『My資産』。
この『My資産』によって、SBI証券の口座を開く上で一番の弱点がついになくなったのかもしれない。
SBI証券と言えば、ネット証券業界でも口座数が一番多い、最も勢いのある証券会社です。
手数料の安さ、サービスや取扱い商品の豊富さ、システムの安定感や信頼感、人気があるだけあって一番メリットの多い証券会社です。
しかし、そのぶん画面の使いにくさが際立ってしまっていた。
そして何より資産管理が、他のツールを使わないと把握できないというデメリットが大きかった。
SBI証券と楽天証券やマネックス証券などの他のネット証券との大きな違いはそれでした。
楽天証券やマネック証券では、以前から資産残高や評価額はもちろん、損益の状況、配当の受取総額、資産の推移といったものが、直感的に見やすい画面になっていて。
今いくら投資をして、いくら利益があって、どのくらい増えてきたのかといったことがとても見やすくできていた。
だから、手数料の安さや取扱い商品の豊富さなどでメリットがあっても、ネット証券をSBI証券だけにするのには問題があった。
ある程度投資額が増えてくると、手数料の安さよりも、資産管理のしやすさの方が重要に思えたりするものです。
My資産で、資産管理の問題点が解決⁉
今回始まったSBI証券の新サービス『My資産』は、SBI証券口座内の資産管理ツールです。
楽天証券やマネックス証券などで見るような、売買損益の状況や配当受取、資産の推移が見やすくまとまっています。
楽天証券やマネックス証券などに優っているというほどではないけれど、資産管理ツールとして最低限欲しいところは網羅されている感じを受けます。
My資産では、 資産残高、実現損益、資産推移、配当・分配金が閲覧可能になっています。
資産残高では、円グラフが添えられ、株式、投資信託、預け金といった資産の資産配分が見やすくなっています。
実現損益も、選択した期間のトータルでの損益が見れるようになり、さらに詳細として個々の取引の損益も確認できるようになっています。
資産推移は、折れ線グラフで表示され、一目で増えているか減っているのかが確認できます。また、取得価額と評価額がわかるようになっていて、増え方も評価額によって増えているのかどうかも見ることも出来ます。
配当・分配金も期間トータルと個々の金額がわかるようになっています。
SBI証券唯一の欠点ともいえた資産管理のしにくさ。
それが今回の『My資産』で改善され、SBIの弱点はなくなったのかもしれません。
今後も、この『My資産』を使いやすくしていくことを検討しているという事ですので、よりSBI証券への期待感が高まってきます。
「ネット証券で口座を開くなら、SBI証券がおすすめです。」となりそうですね。
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