『マンガでわかる バフェットの投資術』

世界一の投資家、ウォーレン・バフェット。

投資の神様とも言われている、ウォーレン・バフェット。

株式投資をしていて、その名前を聞いことがない人は、ほとんどいないことと思います。

バフェットの投資スタイルは、多くの投資家にとってとても勉強になるところが多く、多くの個人投資家がバフェットの投資法を学ぼうとしています。

しかし、バフェット自身が書いた本がないため、第三者が書いた本を通してバフェットの投資法を学ぶしかないというところが、なんとも悩ましいところです。


本書は、そんなバフェットをマンガにしています。

マンガになると、とても読みやすく、文字よりもずっと印象に残りやすい。

やはり視覚的なイメージがしやすいというのが大きいのかもしれません。

本書は、バフェットの入門書として、役に立ちそうだなと感じました。


バフェットの投資法は、この本で学べるのか?

バフェットに関する本を読みたいと思う理由の多くは、バフェットの投資法を学びたいというところではないでしょうか?

しかし、残念ながらそういう目的だとすると、本書はたいして役に立たないのかもしれません。

あくまでも、入門書という位置づけかなと感じました。


たとえバフェットの話であったとしても、やはり投資の話は、投資家の視点から書かれたもののほうが役に立つのではないかと感じています。

実際に身銭を切って投資をし、投資家として成功してる人が見たバフェット像と、全く投資をしていない人が見たバフェット像は、違って見えているのではないかと思うのです。


バフェットの投資法として紹介されている話の多くは、不思議なことですが、そんなに難しいことは言っていません。

ジェームズ・シモンズの投資の仕方(プログラムや統計、数学を利用している方法)のように、その方法を学んだところで、「私達個人が実践することは、不可能だ」と思わせるようなものとは違い。バフェットの言うことは、私達の直感でもわかるシンプルな話であることが多い。

バフェットの名言として紹介されている話の多くは、聞いただけでなんとなく意味がわかるように思えることがある。

だとしたら、なぜバフェットの投資法の本を呼んで、みんながお金持ちになっていないのか?

意味がわかっているはずなのになんで?ということです。


おそらくその理由は、バフェットの言葉の意味には、私達が想像している以上の意味が隠れているということなのかもしれない。

その意味に気付けるのは、やはり身銭を切って投資をしている人なのかもしれないと思うのです。


バフェットの投資法は、一般的なバフェット本に書いてあることをそのまま実行しても、なかなかうまく行かないと思っています。

そもそも、バフェットの投資法を、私達個人が実行することはとてもむずかしい。

「言っていることは簡単なはずなのに、なんで」と思う不思議なところです。

私達が、ジェームズ・シモンズのような投資家のマネをすることは不可能だと感じさせるぐらい、バフェットと私達には大きな壁があるような気がしています。


本書を読んで、バフェットのようになりたいというのには、ちょっと役不足だろうと思います。

それでも、マンガという方法によって、バフェットという人を知るきっかけになることは間違いないでしょう。

この本で、まずはバフェットという人物のことを知り、よりバフェットのことを知りたくなれば、他の様々なバフェット本を読んでみると良いように思います。


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