究極のインフレ対策⁉『物価連動国債』を知らないことは損してる?

産運用の本来の目的って知ってますか?

 実は、資産運用には、お金を増やすことよりも、もっと大切な役割が在るのです。

その大切なこととは、『蓄えた財産を守ること』です。

そして、その守る相手として、最大の敵となるのが、『インフレ』と言われているのです。


私たちの財産にとっての最強の敵『インフレ』ってなんだ?

インフレ、正しくはインフレーションと呼ばれているものですが。

インフレーションとは、物価の上昇のことをいい、「通貨が社会の通貨需要量よりも相対的に膨張する現象」のことを指しています。

どういうことかというと、経済規模以上の貨幣が発行されることで、通貨の価値が下落し、その分物価が上昇していると感じる現象のことを言いいます。

ですので、インフレと言うと、100円のジュースが、130円に値上がりするような、物価が上昇してく現象のことだと思いがちなのですが。

実際には、物の価値が上がっているだけでなく、円やドルといった通貨の価値が下落しているという見方もできるのです。

インフレを説明するときに、物価が上昇するという説明はよく耳にしますが、通貨の価値が下落しているというのは、あまり耳にしませんよね。

本当のところはわかりませんが、通貨価値が下落するという説明をしてしまうと政府に対する信用力が低下しているようなイメージを持たせてしまうので、通貨価値の下落という使い方はしていないのかもしれません。

ですが、インフレとは本来、通貨価値の下落と取ったほうのが理解しやすいように思います。

一般的には、たとえば円という通貨には、絶対的な価値があると感じている人の方が多いように感じます。

でも、アメリカの通貨、ドルを基準として考えてみてください。

円は常にドルに対して、上がったり下がったりを繰り返していませんか。

ニュースなどで聞く、「円高」、「円安」と言っているのが、まさにそれです。

実は、世界の基軸通貨と言われているのは、アメリカの通貨であるドルです。

世界では、ドルを中心に各国の通貨が動いている感じになっています。

アメリカが世界最大の経済国家であることや、貿易などの取引使われる主要な通貨であること、それこそ絶対的な価値に近い金を取引するときも基本的にはドルで取引されています。

私たちは、私たちが蓄えた財産を守るためには、この通貨の価値の変動と戦わなければいけません。

それが、資産運用の本来の目的にもなっているインフレ対策というわけです。

インフレから資産を守るための物価連動国債。

インフレから資産を守るには、インフレ以上の値上がりや収益が期待できるところに資産を置いておく必要があります。

つまり、それが資産運用というわけです。

そもそも、資産運用とは、資産を守ることが第一の目的です。

資産運用という言葉を聞いて『資産を守る』というイメージを持つ人はあまりいないかもしれません。

どちらかというと、資産を増やすという印象の方が強いことでしょう。

しかし、本来の目的は、増やすことではなく、守ることにあるということを認識しなければいけないと思っています。

実は、資産運用は、守りから入ることが重要なのです。

ところで、資産運用での『守り』とは何なのかと言うと、それが『インフレ対策』ということです。

そして、インフレから資産を守るために推奨されている運用先が、株式や不動産なのです。

「債券は?」と思うかもしれませんが、債券では、インフレに勝てないというのが、これまでの歴史だそうです。

しかし、株式や不動産で運用しようにも、大きなリスクが伴います。

ましてや、何も知らない、経験のない人が、いきなり株式や不動産を購入して財産を守ろうとしたところで、実際には守るどころか失うことになる方のが多いものです。

そこで、選択肢として挙がってくるのが物価連動国債というわけですね。

期待が高かった個人向け物価連動国債?

物価連動国債とは、その名の通り、物価に連動した国債ということです。

実際には、消費者物価指数(CPI)などを基に、元金額や利率が変動することになっています。

元金額が物価の動向に連動して増減するため、インフレになれば返済される金額も、インフレに合わせて増加することになるため、物価の上昇に負けない運用ができるというわけですね。

しかも、物価連動国債は、株式や不動産のように、物価に関すること以外でも大きく変動することがあるような資産とは違い、変動原因がほぼ物価のみというところが、よりインフレ対策向きといえます。

ただ、あくまで債券ですので、債券の発行元がデフォルトなどに陥ってしまうと元本さえ戻ってこない可能性もあるわけですが、物価連動国債は、国債なので、国による信用はついています。

国が信用できないということであれば、もうどうしようもありませんが、数ある資産の中でも、信用力は高い部類に入っています。

この物価連動国債は、多くの国で発行されています。

もちろん日本にも、物価連動国債はあるのですが、実は個人に対して販売されている物価連動国債というのは現在(2019/12)ありません。

そのため、日本の物価連動国債へ投資をするためには、現状投資信託を活用する以外にないところが残念なところです。

本当ならば、2017年2月に、個人向け物価連動国債が発行される予定だったのですが、財務省で『個人投資家のインフレ期待が高まらず、販売環境が整わないと判断した。今後は消費者物価指数(CPI)などの動向を見極めた上で販売時期を検討する。』

ということになり、発売が延期されてしまいました。

投資信託で物価連動国債を買うとなると、信託報酬手数料といった余計なコストがかかることや、個人向け国債のように期限が来たら償還されるといったこともないため、含み損の時に売却すると元本を割ることもあるといったデメリットがあります。

物価連動国債は、待機資金の置き場として使う?

インフレに圧倒的に強い、物価連動国債。

個人向け国債のように、個人で購入することができるようになっていたら、とても強力な運用先となったことでしょう。

もしかすると、投資信託といった運用商品など使わずに、物価連動国債一択で資産を蓄えれば大丈夫なんて言われていたかもしれません。

例えば、インフレに負けない運用(年2~3%を目標)といったうたい文句で勧められている、いろんな資産へ分散投資したバランスファンドなどもありますが、そのような投資信託に、インフレ以外のリスクと高い手数料を支払ってまで投資する意味はなくなるかもしれません。

しかし、現状では個人で買える物価連動国債はなく、物価連動国債に投資をする投資信託を利用するしかありません。

それでも、物価連動国債の『守り』としての機能は優秀だと思っています。

なので、ポートフォリオ運用の『守りの要』として物価連動国債を利用するのはどうでしょうか?

株式や不動産などの攻めの投資と、物価連動国債による守りの投資。

投資環境や相場観などで、守りを固めたいという時は、物価連動国債を多め購入し。

思いっきり攻めに行きたい時には、それまで多めに購入していた物価連動国債を少しずつ取り崩し、攻めの投資を買いに行く。

といった方法が考えられます。

物価連動国債は、とても有効なインフレ対策になり、なおかつ信用力の高い国のお墨付きがある債券なので、攻めの投資にはならなくても、守りとしての機能は抜群だと思います。

仮に物価連動国債の価格が下落したとしても、それは価値がなくなったわけではなく、ただ円の価値が上がっただけですから、多少の値動きはインフレやデフレになるものと考え、まったく気にすることもないでしょう。

この辺の運用の流れを詳しく説明している本が、次の本です。

FPたなか/㈱あせっとびるだーず


『お金のいろはファイナンシャル・プランニング』という独立系FP事務所で資産運用プラン策定の相談を行っています。

https://fpoffice.okane-iroha.com/

㈱あせっとびるだーず 
 代表取締役 田仲幹生 です。
【保有資格】
 CFP
 1級FP技能士
 宅建士

生命保険会社に勤め、その後税理士事務所に勤務すると同時期に、投資信託や株式投資を始めたが、2年後リーマンショックという株価大暴落に巻き込まれ、総資産の半分近くを失いました。
しかし、その後もめげずに投資と勉強を続け

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