期待大?マネックス証券の『個人向けユニコーンファンド』はどうする。

まさにバブルを象徴するかのような商品⁉

一個人が、これからIPOつまりは株式を公開し証券取引所に上場しようという企業の株式を買える。

まさに、株式投資バブルを象徴するかのような投資商品です。

「上場すれば儲かる。」という単純な理由から、投資したいと考える人はたくさんいる。

でも、そういう必ず儲かるなんていう商品は、個人には手の届かないところにあるのが、この世界。

そこに入っていったのが、マネックス証券の新しい投資商品『HiJoJoユニコーンファンド』。


ちなみにユニコーンとは、『一般的に、①非上場のベンチャー企業、②企業の評価額が10億ドルを超えている企業、の二点を満たしている企業を示します。』とマネックス証券のホームページで紹介されています。

ユニコーンとか非上場のベンチャーなんて言葉を聞いたら、なんとなく「凄そうだぞ」という魅力を感じ、投資したいと考えてしまうものです。

でも、この商品に投資する価値は本当にあるのだろうか?


筆者の個人的な感想です。

普段、法人で株式投資や不動産投資をしながら、株式投資のスクールなどを運営しているファイナンシャルプランナーでもある筆者の感想から言えば。

「あえて、この商品に投資をする必要はないと思う。」

というのが率直な感想です。


そもそも投資の世界では、一般投資家の手に届くようになった時点で、儲からないようになっている。

一般に普及すればするほど、その投資は上手く行かなくなっていくというのが、世の常です。

本当に儲かる投資なのであれば、一般投資家からお金を集めなくても、お金持ちの間だけで投資をすればいい。

8:2の法則とも言われれるパレートの法則によれば、世界の2割の人が、世界の8割の富を持っていると言われています。しかも、今では、金融危機以降格差がより大きくなり、実際には8:2以上に格差が開いているともいわれています。

そんな中で、お金を集めるために、世界の2割しかお金を持っていない8割の人を相手にする必要があるのかという話です。

シンプルに考えれば、世界の8割の富をもつ2割の人たちがお金を出さなくなってきたから、世界の2割の富しか持っていない8割の人から募集しようと考えるのではないだろうか?


一般の投資家に儲け話が来るというのは、そういうことです。

ファンドを運営したりお金を集めたりする金融機関からすれば、基本的にお金持ちからお金が集まらなくなってからの最終手段というわけです。

要は、すでに美味しいところを吸い取られた後の『シケモク』ってことです。


それに、そんな内容が不明瞭な、不確実性の多い商品に手を出さなくても、上場している株式投資だけに投資してたって、ちゃんと勉強して投資をすれば、それなりには儲かるものです。もっと言えば、東証一部上場だけでも十分な儲けは得られる。

人には、「手っ取り早く儲けたい」と考える傾向があるといいます。

この商品は、投資というよりは、そういう考えの人向けの商品なのかもしれません。


とはいえ、面白みがある商品であることも間違いないと思います。

この商品を過信して、フルインベストメントするようなことをしなければ、好奇心で乗ってみるのもいいのかもしれません。

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