サラリーマンでもお金持ち?『【入門】お金持ち生活のつくり方(佐々木 裕平)』

お金持ちとの違いは考え方にある?

この本は、「お金持ちと普通の会社員の違いって何?」といった内容の本です。

いわゆる『となりの億万長者』的な内容の、もっと内容をわかりやすくした本という感じの内容になっています。


お金持ちってどんな人?

『となりの億万長者』は、トマス・J・スタンリーが書いた、「お金持ち像」のお話です。

多くの億万長者を研究し、億万長者の傾向を調べ、ベストセラーとなった本です。

トマス・J・スタンリーは、他にも、お金持ちになる傾向を知らべた『1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました』という本も書いています。


お金持ちについて調べたいなら、これらの本の方が詳しいのかなと思います。

しかし、海外の人が書いて和訳された本というのは、とても読みにくい感じがあるものです。

その点、この『【入門】お金持ち生活のつくり方』は、とても読みやすく、またわかりやすくなっていると感じました。


しかし、『となりの億万長者』にも言えることではあるのですが、「本に書かれているような金銭感覚があったから、お金持ちになったのか、それとも、お金持ちになったから身についた金銭感覚なのかは、わからないよね。」という事が言われています。

つまり、「本書で述べられているようなお金の考え方をすることで、お金持ちになれる。」という論法は成り立っていないと考えられるわけです。


とはいえ、だからといって無視して良いものなのかというと、そうでもないのかもしれません。


会社員こそお金持ちになりやすい?

本書の目的は、会社員というポジションを利用することで、お金持ちになりやすなるという話です。

会社員がお金持ちという印象は持ちにくいものですが、言っていることは単純です。


会社員は、経営者や起業家よりも、安定した収入を得やすい。

安定した収入で、節度ある支出をすれば、貯蓄がしやすい。

安定した貯蓄を投資に使い、資産を増やし、収入を増やせる。


このサイクルを作ろうという話です。

お金持ちになるには、金銭感覚も重要なのかもしれません。しかし、それ以上に、お金持ちになるための仕組みを作ることの方が重要だと思っています。

お金持ちになるための方程式は、実はそれほど難しいことではありません。


支出をコントロールし、貯蓄額を増やす。

貯蓄額を投資に回し、投資からの収入を作る。

増えた収入を消費に使わず、さらに貯蓄、投資に使う。


これを繰り返すだけ。

つまりは、消費への支出をできるだけ減らし、収入を生み出すための支出を増やすようにするというシンプルな答えです。

しかし、消費をコントロールするというのが、それほど簡単ではないという問題があります。

また、投資で収入を増やすもの、なかなか難しいという問題もあります。

これらの問題を解決するノウハウがなければ、いわゆる「お金持ちになれない」というのが、現実という事です。

お金持ちの金銭感覚を身につければ、お金持ちになれるというわけではなく。

「お金持ちになるための仕組みづくり」がまず重要なのではないかと思っています。

そして、その仕組みを上手に動かすための、『お金持ちの金銭感覚』という順番になってくるのではないでしょうか?

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