資産運用にはコツがある。
そのコツの一つが、『貯蓄をするように投資をする』ことです。
貯蓄をするように投資する?
資産運用のコツ、「貯蓄をするように投資する」とは?
投資をすると、投資した先の価格が上がることでお金を増やそうと考えてしまいがちですが、貯蓄をするように投資をするのは、それとはちょっと視点が違います。
「貯蓄をするように投資する」は、投資先の評価額がどうのこうのよりも、「どれだけ多くの金額を投資できるか」が重要という意味です。
シンプルに言えば、投資額をどんどん増やしていくことが、貯蓄をするように投資をするコツです。
ポイントは、投資は、資産の貯え方の一つであるという事を認識しましょう。
資産の貯え方の代表例と言えば、「預貯金」でしょう。
日本人の多くが、資産を「預貯金」で貯える傾向があるため、このことに違和感はないはずです。
「貯蓄するように投資をする」とは、その預貯金する感覚を投資に応用し、貯蓄先に投資という手段も使おうというだけの話です。
実際に、投資への貯蓄で、資産が大きくなった人の多くは、預貯金よりも、投資で資産を蓄える傾向があります。
そしてその投資の感覚は、一般的な預貯金への貯蓄となんら変わりません。
預ける先が違ったという程度の話なのです。
「貯蓄をするように投資をする」と資産形成が楽になる?
投資というと、買った投資商品が、高くなるか安くなるかを常に気にしているイメージがあるものです。
ですが、「貯蓄をするように投資」をしている人は、投資先の価格が上がった、下がったは、それほど気にしていないものです。
というよりも、一般的なイメージの上がった下がったを気にする様子とは、ちょっと違うという感じでしょうか?
貯蓄をするように投資をする人は、自分が投資をしてる中で、今総額いくらの資産があるのかぐらいしか考えていません。
増えたか減ったかよりも、今いくらあるのかです。
もし相場が崩れて、資産が減ることになれば、当然悔しいし悩むことになるわけですが。
貯蓄をするように投資をする人にとって重要なのは、単に資産額が増えていればいいわけですから、減ったら減ったで、その減った分を補うつもりで、よりせっせと投資という貯蓄に励むだけのことです。
そんなこんなをしていると、下落相場でより多めに資金を投資することが出来たりなんかして、上昇相場で上手く資産増加効果を得られたりするものです。
「いくら貯めたいのか?」その目標金額に向かって、せっせと投資という貯蓄に励む。
そんな、「ただ目標金額を目指して、ひたすらに、できる限りの貯蓄という投資をする」という、単純なルールで投資、運用している人の方が、案外資産形成は楽に達成できたりするものです。
「どこに投資して、その投資した先が何%増えて、そのお金をどうして、こうして。」なんて面倒なことを考えなくたって、資産運用と資産形成は、案外シンプルなものなのです。
目標の資産額を決めましょう!
後は、運用資産が増えた減ったを気にするより、いくら積めるのかです。
資産額が相場の下落で減ったら、目標に向かって投資のスピードを上げる努力をすればいい。
それを考えるだけも、投資は案外うまくいくものです。
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